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BMW i8プロトタイプ。今度は清水和夫が報告

あっと驚く先進メカニズム

カーボンボディでガルウイング。まるでマクラーレンMP4 12Cのようなスポーツカーだ。だがBMWは「BMW i8」をスーパーカーではなく、「2+2」のキャビンを持つ実用的な「プレミアム・スポーツ」と位置づけている。5kWh以上のバッテリーと巨大なモーターを持つPHEVでありながら、ボディは約1.5トンと軽い。しかもCd=0.26という空力に優れたデザインを実現しているので、燃費は非常に優れている。

パワートレーンはフロントに96kWのモーター、ミッドシップに1.5L直噴ターボエンジンンが搭載される。前後重量配分は50対50を踏襲しているが、バッテリーが低く配置されているので地上から46mmと非常に低重心だ。発進はフロントのモーターで走り始め、エンジンが目覚めると四輪で駆動する。高速はエンジンだけで走る場合もあるが、この時は後輪駆動のミッドシップとなるのだ。

エンジンは「シルキー6」と呼ばれるBMW自慢の直列6気筒エンジンを二つにチョップした3気筒。一般的な3気筒とは異なり、このエンジンも「シルキー3」と呼びたくなる回転フィールを持っている。ターボに使われるタービンは大型で、過給圧は量産車の常識を超えた2bar! ポルシェ GT2 RSが1.6Barと言えば、その高さが想像できるはずだ。その結果、エンジンだけで170kW(228ps)/320Nmのパワーとトルクを発揮する。モーターと合わせたシステム全体では266kW(356ps)/570Nmのパフォーマンスだ。

これだけ過給圧が高いとターボラグが気になるが、そこはモーターでカバーするのでノープロブレムなのだそうだ。また、モーターだけで120km/hに達し、通常走行なら35kmの距離をEVで走ることができる。

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