サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > コラム > 「センチュリー」が“ブランド”として動き出す。2+1レイアウトのクーペが示した日本流ラグジュアリーの次の形とは?

ここから本文です

「センチュリー」が“ブランド”として動き出す。2+1レイアウトのクーペが示した日本流ラグジュアリーの次の形とは?

「センチュリー」が“ブランド”として動き出す。2+1レイアウトのクーペが示した日本流ラグジュアリーの次の形とは?

「センチュリークーペ」

「2+1」レイアウトが示す新しいもてなしの形

センチュリークーペで最も特徴的だったのは、シートの構成です。一般的な2ドアクーペは「2+2」レイアウトが多い中、このモデルでは「2+1」という独自の形式を採用していました。

後席は運転席の後方にのみ配置され、助手席側には設けられていません。非対称の構成ながら、これは単なるデザイン上の工夫ではなく、乗員の体験価値を再構築する狙いがあると見られます。

助手席の後方に広いスペースを設けたことで、助手席を大きくリクライニングさせることが可能となり、オットマンの使用も想定されています。つまりこのクーペは「運転手付きでも助手席に座る」ことを前提とした設計です。

これまでセンチュリーは後席を中心に据えたショーファーカーでしたが、このモデルでは前席にも“もてなしの空間”を与えています。(フロントガラスに展開する)景色を楽しみながら静粛性の高い移動時間を過ごす、そんな新しい上質の形を提案しているといえます。

この考え方は、高級車における座席ヒエラルキーの常識を変えるものです。乗る人の所作が美しく見えること、快適さが自然に感じられること。その発想がこの独特なレイアウトに込められています。

センチュリーという伝統的な名前に、新しい時代の感性が重ねられた結果といえるでしょう。

(次のページに続く)

この記事に出てきたクルマ マイカー登録

新車価格(税込)

2700 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

- 万円

中古車を検索
トヨタ センチュリーの買取価格・査定相場を調べる

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

  • 2025/11/18 17:43

    違反報告

    25年ルールの絡みで、数年前から先代センチュリーが米国でも購入できるようになったらしいが、
    すると「日本のベントレー」だとワザワザ購入する米国人もそこそこいるみたい、
    「それならブランド化して海外展開やってみるか、」となったのかもしれないね
  • 2025/11/18 17:24

    違反報告

    日本発のトップクラスブランド発祥、妬むのも否定するのも日本アンチのやることです。
    そもそもが、やれるとしたらトヨタグループのみなんですから、贔屓メーカーに関係なく、日本好きなら応援しますよ。
    これが認められなかったら、今後どこも、同じレベルのプランディング不可能になるのですから。
  • 2025/11/18 18:09

    違反報告

    シャシーもパワートレインもトヨタのを使い回し
    デラックスヤリスクロスの、LBXや
    デラックス先代C-HRの、UX
    デラックスハリアーの、NX

    なんか出しているブランドじゃあ目の肥えた欧州人に見向きもされてないという危機感を元に発足する「本物のちゃんとした高級車」センチュリーブランド

    本当のジャパンプレミアムブランドとして頑張って欲しい




査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

あわせて読みたい

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン