「セレナ」の最上級グレード「ルキシオン」の売れ行きは？ 販売比率は約1割、新型「エルグランド」登場でさらに逆風か

日産 セレナ

「セレナ」全体は好調であるものの…

2025年1月20日に発表された内容によると、セレナは2024年暦年の国内販売で8万899台を販売し、中～大型ミニバン販売台数でNo.1を獲得しています（※2位はアルファード｜7万9374台）。

セレナの販売台数は、2025年8月は4731台で11位、7月は6401台で12位、6月は6207台で11位と健闘しており安定した販売状況のようです。

実際に「ルキシオン」を購入したユーザーからは、「先進的なクルマとして満足している。特に『プロパイロット2.0』は秀逸」といった評価が寄せられている一方で、「約500万円は高すぎる」「必要最低限の装備があれば十分なので他のグレードで満足」といった意見も目立ちます。

前出の販売店担当者は「当店では『ルキシオン』の販売比率は全体の1割程度」と話しており、セレナ全体としては販売が好調であるものの、「ルキシオン」単体で見ると販売に苦戦している状況と言えるのかもしれません。

また、2026年には高級ミニバン「エルグランド」の新型が登場するといわれており、ルキシオンの販売は今後ますます厳しい状況となりそうです。

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（写真：日産）