「NISMOフェス」中止の裏側。日産が示す2500億円規模コスト削減と人員削減の行方

日産 キャッシュカイ「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

大胆なコスト削減でモデルの魅力は失われないのか？

部品だけでなく、人員削減も計画の柱となっています。国内外で追加の1万人削減を実施し、2027年までにグループ全体で2万人規模を減らす予定です。これは従業員全体のおよそ15％に相当します。

富田氏は「コスト削減はあくまで効率化であり、モデルの価値を下げるものではない」と強調しますが、大胆な削減が進む中で品質低下の懸念は拭いきれません。

コストと品質のバランスをいかに保つかが、日産再建の成否を分けるカギになりそうです。

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（写真：APOLLO NEWS SERVICE）