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GT-Rカリスマ開発者・水野氏率いる台湾メーカーの力作SUVをサーキットで試した

キモは台湾&日本のいいとこどり開発!

そこでキーになるのが水野さんの豪腕と日本の開発パワーで「日本の自動車開発技術、サプライヤー技術に、台湾の電子技術、生産性を合わせたら物凄いものが作れる」という“東アジア開発圏”なる理論が今回のキモ。

実際、水野さんはラクスジェンの開発・改善の舞台に大分阿蘇のオートポリスを選んでいて「ここならアップダウンやヘアピンがあったり、レイクサイド路で乗り心地やロードノイズ、ハンドリングのザラザラなどあらゆるものが見える」とか。

そのほかエンジン開発は日本のレーシング界で知られた「東名エンジン」、タイヤは日本の「ブリヂストン」、鍛造ホイールは「レイズ」、サスペンションはドイツの「ビルシュタイン」と共同で行い、ビルシュタインは阿蘇のガレージの中にショックアブソーバーを作れる設備まで作り、ブリヂストンもトラックに500本ほどの試作タイヤを持ち込み「転がり抵抗がEVより少なく、サーキットも走れて、雪道まで走れるオールシーズンタイヤを専用で作ってる」とか。水野さん曰く「GT-Rより二歩も三歩も進んだ開発体制を作っちゃってる」そうな。

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