ヴェゼルの納車待ちはどのくらい?最新情報やユーザー評価も紹介【購入ガイド】
掲載 更新 carview! 1
掲載 更新 carview! 1
ホンダ「ヴェゼル」は、クーペライクの流線形デザインで優れた空力性能を持つコンパクトSUVです。2021年4月に新型モデルが発売され、優れた走行性能や安全性能、環境性能などから人気が高まっています。
ヴェゼルを購入する場合、納期はどのくらいかかるのでしょうか。そこでこの記事では、現在の納車目安とユーザーの評価、新型ヴェゼルの仕様や納車を早めるコツを紹介します。購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
ホンダ ヴェゼルは2021年4月に新型を発売し、好調に売り上げを伸ばしている人気モデルです。その人気の高さと、近年の半導体や部品不足による生産の遅延が重なり、納車は従来よりも大幅に遅れています。では、納車の遅れはどの程度なのでしょうか。
まずは、ヴェゼルの納車目安を見てみましょう。
ホンダによると、2023年1月時点での工場出荷目処はガソリン車で半年以上、e:HEV車で1年程度です。e:HEV車は特に納期が長く、タイプやカラーが選べない場合もあります。
また、工場出荷後に販売店への輸送にかかる期間、ディーラーオプションの装着にかかる期間も必要なため、納車までにはさらに時間がかかるでしょう。
2022年7月現在、ヴェゼルの「e:HEV PLaY」グレードは注文受付を一時停止しています。これは部品供給の遅れによるもので、納期がいつになるか分からないことが原因です。
また、メーカーの予想を超える注文があったことや、ヴェゼルで唯一の2トーンカラーを選択できるグレードであることも納車の遅延につながり、注文が停止された理由のひとつだとされています。受注に関する詳しい内容、今後の注文に関しては販売店に直接確認しましょう。
新型ヴェゼルは、発売当初から月間の販売計画をはるかに超える受注状況で、納車待ちが出るほどの人気となりました。生産の遅延があるため登録台数が旧モデルから急激に伸びたわけではありませんが、国内の乗用車の売り上げ順位では常に20位以内に入る好成績をキープしています。
特に、走行性能や環境性能が高いe:HEV車は人気です。注文から納車・登録までに半年以上かかるにもかかわらず、発売から1年経過した現在でも売れ筋のモデルとなっています。

ヴェゼルの工場出荷時期は、長くて半年以上かかると公表されていますが、実際の納期や購入したユーザーの評価はどのようになっているのでしょうか。
ここでは、みんカラのレビューを基に、ヴェゼルを購入した方の実際の納期と評価を紹介します。納期は販売店の在庫や入荷時期によっても異なるため、目安として参考にしてください。
新型ヴェゼルが販売された2021年の口コミを確認してみると、e:HEV車を購入した方からは『発売日直後に申し込みましたが、5ヶ月待ちました。』や『5月下旬契約して11月末納車でした。』などの声がありました。
発売直後でも5か月程度の納車待ちが出ていたようですが、2023年1月現在では工場出荷で1年程度が目処となっているため、納車は遅くなっていると言えます。
また、ガソリン車の納車に関するレビューは見受けられませんでしたが、2022年前半は3か月程度と表記されていた工場出荷目処が、2023年1月の更新では半年以上に伸びていることから、ガソリン車の納車にも遅れが出ているようです。
みんカラのクルマレビューを確認すると『納車が遅い。せっかくいい車なのにもったいない。』『買って正解だったと思います。あとは納車が早まるのを期待したいです。』や『納車が半年と長く待ちましたが、大満足です。』などの声がありました。
エクステリアやインテリア、走行性能や安全性能は高く評価されているものの、不満点として納車の遅さを挙げている方が多く見受けられます。優れた性能を搭載した人気のSUVであるため、納期が長い点だけがヴェゼルの大きな課題となっているようです。

ヴェゼルは納車が遅いことが課題点ではあるものの、コンパクトSUVとしての性能や快適性、品質の良さが魅力です。
グレードによって性能やデザインなどが異なるため、自分のライフスタイルに合うモデルを選びましょう。ここでは、ヴェゼルの基本スペックや性能を紹介します。
ヴェゼルのグレード別基本スペックは以下のとおりです。
| グレード | G | e:HEV X | e:HEV Z | e:HEV PLaY |
|---|---|---|---|---|
| タイプ | ガソリン | 2モーターハイブリッドシステム e:HEV | 同左 | 同左 |
| 車体サイズ全長×全幅×全高(mm) | 4,330×1,790×1,580 | 同左 | 4,330×1,790×1,590 | 同左 |
| 室内サイズ長さ×幅×高さ(mm) | 2,010×1,445×1,225(パノラマルーフ装着車は高さ1,240) | 同左 | 同左 | 同左 |
| 車両重量(kg) | 1,250~1,330 | 1,350~1,430 | 1,380~1,450 | 1,400 |
| 乗車定員 | 5 | 同左 | 同左 | 同左 |
| エンジンの種類 | 水冷直列4気筒横置DOHC | 同左 | 同左 | 同左 |
| 燃費 WLTCモード(km/L) | 15.6~17.0 | 22.0~25.0 | 22.0~24.8 | 24.8 |
ヴェゼルは優れた走行性能が特徴のモデルで、ガソリン車と2モーターハイブリッドシステム(e:HEV)車をラインナップしています。
ガソリン車は、爽快な走りを追求したエンジンです。素直なセッティングとリズミカルなエンジンサウンドで、ドライブを楽しめる仕様になっています。
e:HEV車は、エンジンの他に発電用と走行用の2つのモーターを搭載し「EVモード」「ハイブリッドモード」「エンジンモード」の3つのモードで走行可能です。スムーズでシームレスな走り出しとパワフルな加速、吸い付くような車体の安定感を感じられます。
ヴェゼルは従来のSUVの力強さだけではなく、美しいクーペプロポーションも特徴です。洗練されたデザインは街中の走行にも馴染み、日常を豊かにしてくれます。
高級感のある落ち着いた色合いがそろったボディカラー、開放感のある上質なインテリアもヴェゼルの魅力です。グレード別の内外装については以下を確認してください。
| グレード | G | e:HEV X | e:HEV Z | e:HEV PLaY |
|---|---|---|---|---|
| ボディカラー | ・プレミアムサンライトホワイト・パール ・プラチナホワイト・パール ・メテオロイドグレー・メタリック ・プレミアムクリスタルレッド・メタリック ・クリスタルブラック・パール ・サンドカーキ・パール | 同左 | Gのボディカラーに加えて「ミッドナイトブルービーム・メタリック」を設定 | ・プレミアムサンライトホワイト・パール/ブラック ・メテオロイドグレー・メタリック/ブラック ・クリスタルブラック・パール/シルバー ・ミッドナイトブルービーム・メタリック/シルバー ・サンドカーキ・パール/ブラック |
| シート素材(色) | ファブリックシート(ブラック) | 同左 | コンビシート(ブラックもしくはグレージュ) | コンビシート(グレージュ) |
ヴェゼルは快適に過ごせる室内空間も魅力的です。全グレード「そよ風アウトレット」を採用し、体に直接当たることのない風が外気の熱や寒さを軽減します。
また、フロントウィンドウガラスはIRカット(遮熱)/UVカット機能付で、e:HEV車は遮音機能も付いているため静粛性も抜群です。
このほか、開放感をもたらすパノラマルーフ、寒い日でも運転しやすいステアリングヒーター、シートヒーター付きのグレードも選べます。グレードごとの装備内容もチェックしましょう。

2021年4月に登場した新型ヴェゼルは、7年ぶりのフルモデルチェンジです。その人気は高く、発売から約1か月で約3万台を受注しています。月間販売計画の6倍以上となる、好調な立ち上がりです。
4月の販売から翌年2022年3月までの登録台数集計は5万9,674台を記録し、乗用車の新車販売台数ランキングで9位となっています。
発売から1年後の2022年4月~6月の販売台数は、ガソリン車とe:HEV車の合算で4月が2,727台、5月が2,540台、6月が4,948台です。月間販売計画の5,000台には届いていないものの、これは生産遅延による納車遅れが関係していると言えるでしょう。

そこでここでは、ヴェゼルの納車を早めるためのコツをいくつか紹介するので、参考にしてください。
ヴェゼルを早く手に入れたいのであれば、人気グレードや人気色から選びましょう。人気の高いグレードやボディカラーは、優先的に生産されています。
個性的なカラーや特別塗装色などを選ぶと製造に時間がかかってしまうため、特にこだわりがないのであれば人気グレードや人気色がおすすめです。
また、ガソリン車はe:HEV車より製造が早いため、早い納車を望む場合は販売店からも進められます。e:HEVで選びたい方は人気の「e:HEV Z」を選びましょう。カラーは「プラチナホワイト・パール」「クリスタルブラック・パール」が人気です。
納車遅れの影響もあり、一度注文した車をキャンセルする方も増えています。そのため、希望条件が同じような車のキャンセルが出た場合に教えてもらえるよう、販売店に伝えておきましょう。
運よくキャンセル車が出れば、予想より早い購入が可能です。必ずしも購入する必要はないため「キャンセル車が出たら教えてほしい」と、気軽に伝えても問題ありません。
ホンダは工場出荷目処を公表していますが、販売店によっては在庫状況や入荷のタイミングで大幅に納期が異なることもあります。そのため、まずは複数の販売店の納車状況を確認しましょう。
台数限定で即納できる展示車両を販売している販売店や、入荷直後で在庫がある販売店もあります。直接店舗に行けない場合でも気軽に問い合わせてみることがおすすめです。
納車を早めたいのであれば、中古車も視野に入れましょう。中古車であればすでに在庫が確保されているため、製造にかかる期間はありません。
また、グレードや色に関係なく好みの車両を探すことも可能です。特にガソリン車は人気のe:HEVとは異なり、大幅に価格が安くなっています。中古車の中には、登録済未使用車や年式が新しく走行距離が短い車両もあるため、積極的に探してみましょう。

ここでは、ヴェゼルの現在の中古車相場と新車価格の比較や、中古車のメリットについて紹介します。
中古車価格はグレードやオプションの有無で異なります。また、近頃は中古車人気が高まり相場が上昇傾向です。しかし、新車価格より40万円程度安く購入できる車両もあります。
現行ヴェゼルの新車価格と中古車相場は以下のとおりです。
| グレード | 新車価格 | 中古車相場 |
|---|---|---|
| G | 227万9,200円~249万9,200円 | 189万9,000円~445万円程度 |
| e:HEV X | 265万8,700円~287万8,700円 | 同上 |
| e:HEV Z | 289万8,500円~311万8,500円 | 同上 |
| e:HEV PLaY | 329万8,900円 | 同上 |
(2023年1月時点の情報です)
中古車であれば旧モデルの在庫も多く取り扱っていることや、オプションを追加済の車両もあるため、豊富な在庫の中から気になる1台を見つけることができます。
年式が古い車もありますが、選択肢の多さと納車の早さを考えると中古車は魅力的です。また、点検や整備をしっかり行っている販売店を選ぶことで、品質の良い車を手に入れることもできます。
納車遅れによって中古車相場は上昇傾向にありますが、それでもお得に購入できる車両があるため、新車を注文する前に中古車市場を探してみましょう。

ヴェゼルは優れた走行性能や安全性能、デザインの格好良さなどからも人気の高いコンパクトSUVです。2021年4月の発売当初から5か月程度の納車待ちが出るほどの人気で、2023年1月現在でもe:HEV車は1年以上の納期となっています。
ヴェゼルを早い納期で手に入れたいのであれば、人気のグレードや色の選択、販売店への相談や中古車の選択などさまざまな方法を試してみましょう。特に中古車購入は短い納期でお得にヴェゼルを購入できるため、おすすめの手段です。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
メルセデス・ベンツGLE&GLSに、Night Edition登場!──GQ新着カー
新しい日産アルティマ登場へ──GQ新着カー
77周年を記念し、新旧ロータスがサーキットでお祝い
レッドバロン、外為法違反で警告 ロシアにバイク輸出 経産相の承認受けず
新型「“6速MT”コンパクトカー」公開に反響殺到! “軽”並みのサイズに「小さいエンジン&MTはイイ」の声も! “観音開き”ドアもあるフィアット「500ハイブリッド」伊国で登場が話題に
スーパーフォーミュラ・ライツ鈴鹿合同テストの初日はTOM’Sから参加の卜部和久がトップタイム
ミスヒットしても飛距離をキープできる秘密は? “スイングの常識”を塗り替えるPXGの新メタルウッド「ライトニング」シリーズは何がスゴい?
午後の眠気の正体とは? 昼食後の睡魔を追い払うコツを専門家に訊く
ラジアル=表面パターンではなく、一番下の層を指すって知ってた!? バイクのタイヤの種類「ラジアルタイヤ」とは?
一目惚れ注意! 今見ても異端で目を惹く“特別なドゥカティ”がオークションで落札 銀と赤のボディが魅力的な2002年式「MH900e」の現在の価値とは
トヨタ斬新「ちいさなクラウン!?」 全長4.2mボディに「豪華内装」採用! 「大排気量V6」エンジン搭載&専用装備もり沢山! 高級感マシマシな爆速ハッチバック「ブレイドマスター」って?
三菱『トライトン』を手軽にUSスタイルに変身! IPFが専用「LEDグリルマーカー」発売
【実際どうなの?】日本カー・オブ・ザ・イヤー3位獲得の実力派…「クラウンエステート」オーナーのリアル評価は?
【ついに実車が一般公開】新型「GR GT/GR GT3」が「東京オートサロン2026」に登場! モリゾウ登壇&V8ターボの“フラッグシップ”がデモランへ
【ダイハツが本気で遊んできた】「東京オートサロン2026」に“5台の特濃カスタム”登場。デコトラ風の軽トラから“超ドデカグリル”「タント」まで
【朗報】BMW次世代「3シリーズ」はガソリンも継続! BEV版「i3」とは“プラットフォームから別物”…2台の新デザインを完全比較
「センチュリー(セダン)」改良で「エレクトロマルチビジョン」廃止に惜しむ声。ユーザーが考える“ナビ画面が小さい理由”とは
【ニスモがロードカー倍増へ】レース“実戦プロト”の市販化プロセス導入と海外展開強化で新車種ラッシュ到来か。日産が次のニスモ戦略を発表
【“ミニバン大国”日本と世界のギャップ】日産新型「エルグランド」、海外ではどう見られたの? 現地メディアの“温度差”が興味深い
【誤解だらけの“軽アメリカ解禁”】トランプ発言の真意は“輸入OK”ではなく“現地生産が条件”…その裏にあるディールとは
「シビックのくせに高い」は本当か? “新車価格400万円時代”と日本人の給料を冷静に見比べて見えてきた残酷な現実
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!