情報解禁! 新型アウディTTのファーストインプレッションをお届け
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:アウディ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:アウディ ジャパン
モデルごとの特徴をお伝えする前に、アウディが「バーチャルコックピット」と呼ぶ全モデルに共通するTT3最大の特徴からお伝えしたい。TT3のいわゆるメーターナセルの中(ステアリングホイール越しに観る部分)にアナログメーターは存在しない。代わりに12.3インチの高解像度液晶ディスプレイが設置されている。
クルマをエンジン始動前のオンの状態にすると、このディスプレイの左側に速度計、右側に回転計が表示され、その間の部分を埋めるように地図が表示される。これまでにもこの部分が液晶ディスプレイとなっていて、すべてをバーチャル表示するモデルは存在したが、TT3のバーチャルコックピットは圧倒的に高解像度で見やすい。
また、速度計と回転計を必要最小限のサイズに縮小して脇に追いやって大部分を地図表示に使ったり、一時的に地図の代わりにオーディオなどのMMI機能を表示させたりと、ステアリングホイールにあるスイッチやダイヤルを操作することで、さまざまに切り替えることができる。
いつかはこういう時代がくるかもしれないと漠然と予想していたものが実現された感じだ。20分ほど触って表示したい状態を自由に呼び出せるようになると、一気に気に入った。
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