新型BMW M3・M4公開。新グリルのネオクラシックな顔や斬新なインテリアに注目&予想価格も
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 133
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 133
今から35年前、1986年に登場した「M3」は最初、BMWの子会社であるM社がDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)のために2世代目の「3シリーズ(E30)」をベースにホモロゲーションのために生産、販売を開始した2ドアスポーツセダンだった。最初の目標はグループAホモロゲーションの獲得であったが、ツーリングカーだけでなくラリーやヒルクライムなどさまざまなカテゴリーで連戦連勝した影響もあって、5年間で1万7000台を超えるヒットになった。その後は3シリーズのスポーツモデルとして量産化され、このカテゴリーのレファレンスモデルとして今日に至っている。
今回発表されたのは6世代目にあたる「M3」と「M4」である。我々は、この正式発表が行われる数か月前から、シークレットスタジオで、あるいはサーキットでのプロトタイプ試乗と密着取材を許されていた。そこで、これらの体験と今回発表されたオフィシャル情報を合わせて新型M3およびM4の詳細に迫ってみる。
初めて対面した2台のMモデルは、共にMモデル専用の新色であるアイルオブマン(マン島)グリーンメタリックのM3セダンとサンパウロイエローのM4。色もそうだが、グリルを見たときに、果たしてこの両モデルを「3シリーズ(G80)と4シリーズ(G82)ベース」と表現してよいのか、疑問を持ってしまった。
というのはベースが同じM4クーペはまだしもM3セダンまで“メガキドニー”と言われるフロントのキドニーグリルが与えられていたのである。以前のインタビューでM社の社長マルクス・フラッシュが「次期M3とM4は中身(パワートレーン)だけでなく、これまで以上にエクステリアもBMWのベースモデルとは違います」と言っていたのを思い出す。
さらに両モデルのグリルを観察するとグリルの中央がボディカラーで分断され、「1シリーズ」で見られるようなクロームで左右が繋がったいわゆるモノキドニーとは違う、BMWのクラシックモデルに近い形になっている。ちなみにキドニーグリルの起源は単なるデザインではなく、1930年代にパワーアップで面積の大きくなったラジエターグリルの空気抵抗を減らすため、二分割して中央を折り曲げた機能的な理由があったのだ。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
スバリスト必見!NBRチャレンジ“WRX”2台とテスカーを1/64スケールで完全再現
ぴの子の大型二輪教習レポート 【第3話】大型バイクの「あること」に気付く
「インディアンモーターサイクル・ツーリングファミリー」2026年モデル発表!5モデルのフル装備ツアラー紹介
WebastoとMaccor、EV向け高電圧バッテリー試験システムで提携
中国IT企業の技術で競争力マシマシ! トヨタのEVセダン「bZ7」の気になる中身
日産が新型“7人乗り”コンパクトミニバン「グラバイト」を発表! タフデザインの“高コスパ”モデル!? ちょうど良さそうな「新モデル」インドで26年3月発売へ
ホンダを“見て、遊んで、体感”できる体験型イベント『エンジョイホンダ』が2026年も4会場で開催
デリカD:5が激変!「顔つき一新×走破性最強」で、どこでも行ける究極のオールラウンダーに進化
トヨタ『RAV4』新型発表にSNS興奮!「俺たちのいかついRAV4」「コミコミ450万円は魅力か」など話題に
新型「スライドドアワゴン」26年度発売へ! 全長3.4mの“日本専用”軽サイズ×2つのパワトレ搭載! クラス超え“広びろ車内”も! BYDが本気で開発した新型「ラッコ」の魅力とは!
アントネッリの後半戦復調の理由はモンツァにあり。失意のレース後、チームと反省会「ゼロからやり直そう、と自分に言い聞かせた」
「このクルマは乗ってすぐに快適」とインパルから出走したオサリバン。トップ10圏内に好感触/SF鈴鹿テスト
【最上級ベースで黒仕立て】三菱「アウトランダーPHEV」に“ブラックエディション”新登場。専用レザー&内外装ブラック統一で存在感アップ
「ステップワゴン」が“30周年特別仕様車”を追加で攻勢。シートヒーター&全方位カメラ追加で、同日発表のマイチェン版「セレナ」と“真っ向勝負”の構図に
【正式価格と発売日確定】三菱新型「デリカD:5」大幅改良モデルが1月9日登場。液晶メーター&S-AWC搭載で“タフギアミニバン”が次のレベルへ
【実は中身がかなり進化】新型日産「セレナ」マイナーチェンジで何が変わった? デザイン刷新×グーグル搭載×新グレード追加の全貌
先行開発から10年、レース挑戦から5年で到達した「水素が当たり前の光景」。なぜTGRは“超電導”という未知の世界に挑むのか
改良後すぐ受注停止の「ノア/ヴォクシー」…現在は「ノアのガソリン車」のみ。買えない現状にユーザーは“お怒りモード”?
絶好調すぎて受注停止の「ヤリスクロス」。26年2月の改良では10.5インチディスプレイ採用で10万円ほど値上げ【販売店情報】
【軽なのに300万円超え…なぜ売れる?】デリカミニ上級グレードが「普通車ユーザー」に刺さる本当の理由
【誤解】トランプ大統領が「小型車の生産承認」を指示。それでも“軽自動車”の米国進出あり得ないと言える訳
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!