日本は60台限定のM4 CSに試乗。M4の本命はこのクルマかも
掲載 更新 carview! 文:竹花 寿実/写真:Kimura Office
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4月に上海モーターショーでワールドプレミアとなった、「BMW M4クーペ」の新しいスペシャル・バージョンである「M4 CS」は、日本にも60台限定で導入されることがアナウンスされている。世界中のハイパフォーマンスカー・ファンが注目するこのモデルに、ドイツ・ニュルブルク近郊で試乗するチャンスに恵まれた。
車名にある「CS」とは、「コンペティション・シリーズ」の頭文字である。つまりこのM4 CSは、既存の「M4 コンペティション・パッケージ」と、昨年発売された限定モデルの「M4 GTS」の間に位置づけられ、ロードゴーイングカーではあるが、よりサーキット走行を意識したチューニングが施されているのである。
まずエクステリアは、ボンネットフードやフロントスプリッター、ルーフ、リアディフューザー、ガーニーフラップなど新開発のカーボン製エアロパーツを装着し、低ドラッグとハイダウンフォースを実現。フロントが19インチ、リアは20インチのアルミホイールは、M4 GTSと色は異なるが同じDTMデザイン・アルミホイールだ。そのルックスは派手な可動式エアロパーツこそ備わらないがM4 GTSに近く、ただならぬオーラを放っている。
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