ルーテシアMC版に試乗。表情一新で魅力アップも17インチモデルに異議あり
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一
特に17インチの採用はNGだ(インテンスのみ)。新意匠の多角形ホイールは鮮烈だが、205/45R17のタイヤサイズが、ルーテシアの素晴らしき特徴である“しなやかさ”を帳消しにしてしまっている。これは主にミシュラン「PRIMACY3」のトレッド剛性が高く、ルーテシアが本来持つ、まったりとした運動性能にミスマッチ感を与えていることが原因だろう。操舵に対するグリップの立ち上がりが早すぎるため、真っ直ぐ走っていても路面のギャップでチョロチョロとノーズが動き、その挙動はそわそわと落ち着かない。
ルノーは6速EDC(エフィシエント・デュアルクラッチ)の断続を、耐久性なども考慮し敢えて緩慢にしていると思うのだが、17インチだとこの妙味も活きない。ホットモデルである「RS」張りに鋭いコーナリングに対してその変速スピードが緩慢で、物足りなさを感じてしまうのだ。
もちろんそれはエンジン出力にも影響する。1.2リッターの直噴ターボはその出力が118psと、お世辞にもパワフルなエンジンだとは言えないが、205Nmのトルクを使って粘り強く走ってくれる良質なユニットだ。しかしその出力はタイヤに若干パワーを食われ、その実直さが消えてしまっている。特に全開加速をかける高速道路の合流や登坂道などでは、その印象が顕著だ。
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