48Vシステム搭載の新型メルセデスGLEは初採用アクティブサスで走りが変わる
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
メルセデス・ベンツは1996年のフランクフルト・モーターショーにおいて、ドイツ・プレミアムブランドとしては最初のSUVをAAV(All Activity Vehicle)という名称で世界初公開した。これはBMW X5より2年も早い。さらに、この種の車の最大市場である北米マーケットを睨んで、アラバマ州のタスカルーサに工場を建設、そこから地元のみならず世界市場にもMクラスを出荷したのである。
ところがこの「Mクラス」にBMWからクレームが付いた。「M」はM3やM5などで知られるようにBMW M社がすでに商標登録をしていたのであった。そこでこのモデルは正式には「MLクラス」と改名することで決着が付いた。しかし結局、巷では呼び易いMクラスが定着してしまい、実質的にはメルセデスが得をする形になってしまった。
MLクラスはフレームの上に懸架されたセパレート・ボディであった。それは北米市場のほとんどのSUVがピックアップ・トラックをベースにしており、オフロード走行はもちろん、牽引などタフな目的にも使用される可能性が高かったからである。またこのMLにはSUVとしては世界で初めてESPが標準装備されたが、これは重心位置が高くリジットアクスル装備のこのモデルが、エルクテストで転けたAクラスの二の舞にならないように、と配慮した結果である。
MLクラスは予想通りアメリカを中心に大ヒットして今日のメルセデスSUVファミリーの礎となった。現在では家族も増え7機種を数えるメルセデスSUVは昨年だけで80万5千台、21年間の累計では500万台が販売されている。今回フルモデルチェンジを受けたGLEは4世代目に当たるMLクラスの直系で、このモデルだけで累計200万台に達している。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
<新連載>[カー用音響機材・チョイスの極意…スピーカー編]機材を変えれば世界が変わる! まずは“セパレート”か“一体型”かを検討
“スーパーハイブリッドSUV”を謳うBYDのプラグインハイブリッド車「シーライオン6」が日本発売。車両価格はFWDモデルで400万円を切る価格帯に設定
まだやってるんすか!? 「ナンバープレートの封印にペットボトルのキャップ」取り締まられたら恐ろしいことに
ノリス、初タイトルかかるレース戦略は表彰台確保……じゃない! 「リスクを取る必要がないと思われてるのを利用したい」|F1アブダビGP
4年ぶり復活! ホンダ新型「“5人乗り”SUV」発表! “アコード”エンジン&高性能4WD搭載! “2列目”が広すぎる「6代目CR-V」どんなクルマ?
スタンレー電気が新型リアランプ開発! “粒状面発光”で視認性2秒向上の理由
ブガッティ最後の16気筒エンジンモデルが誕生! ワンオフ製作された「ブリュイヤール」とは
アロンソ、予選6番手に満面の笑み。タイトル争いはコース脇のスクリーンで”見守る”姿勢「月曜日のニュースになりたくないからね!」
祝・プレリュード復活! とはいえ新車は高くて買えないので歴代の中古車を探してみた結果けっこう難しい選択だった
バスの手すり「オレンジ」は“絶対ルール”! じゃあ座席が「青い」理由は? 国が決めた意外なワケ
ホンダ『CB1000F』3Dモデルを無料配布、CLIP STUDIO ASSETSでリアルに再現
「ほぼ可能性なし」からの大逆転!D1で藤野秀之選手が1点差の劇的優勝【Key’s note】
レクサス版「GR86」構想は本当にあるのか? 棚上げ状態から再始動の声が聞こえてきた背景
【いまさら聞けない】認定中古車のメリット・デメリット。購入者が主張する“意外な盲点”とは…どんな人に向いている?
290万円の「デリカミニ」登場で“価格天井”が崩壊。なぜ軽自動車の“高価格化”が止まらないのか
22万kmでも海外オークションで400万円超えた三菱「パジェロ エボ」。もし左ハンドルがあったらもっと高値になってたかも?
【知らなきゃ損】実は“革シート=動物が可哀想”じゃなかった。専門家が語るレザーの真実と、捨てられる牛皮“45%”の衝撃的現実
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!