【300万円前後?】次の目玉「N-ONE e:」が“買い”なワケ。ホンダの“エンジンやめます宣言”は継続中
掲載 carview! 文:山本 晋也 18
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ホンダは、2040年までに電気自動車(BEV)と水素燃料電池車(FCEV)の販売比率を全世界で100%にすると宣言しています。つまりホンダは「販売する全車をハイブリッドを含んだエンジン搭載車をゼロにする」というわけです。
達成までのスピード感について多少の調整はあるようで、すぐにエンジン搭載車が消えてしまうわけではありませんが、2040年までにエンジン全廃という方針が変わったという話は今のところ出ていません。むしろ、全固体電池のパイロット工場を作るなど、EVシフトは着々と進んでいます。
そんなホンダのEV新チャプターを示しているのは、じつは軽商用EVの「N-VAN e:(エヌバンイー)」だったりします。コストに厳しい軽自動車ながら、29.6kWhという大きめのバッテリーに温度管理機能も備え、WLTCモード245kmの航続距離を誇ります。
ブレーキも電動タイプとなり、電動車のリアル航続距離に影響する回生ブレーキ(減速エネルギーでバッテリーを充電する機能)をフル活用できる設計となっています。
一見、エンジン車の「N-VAN(エヌバン)」をベースにエンジンを降ろしてモーターを積んだだけの“コンバージョンEV”にも見えますが、そのEVメカニズムは最新世代のもの。正直、ここまで軽商用EVに開発コストをかけるのは割に合わないのでは? とも思ってしまいます。
実は、筆者はN-VAN e:を試乗する機会があった際、そうした疑問を開発陣にぶつけたことがあります。その回答は「このEVアーキテクチャーはN-VAN e:専用ではありません。ここから新世代のホンダEVが始まるんです」とのことでした。
この回答は、N-VAN e:のEVアーキテクチャーを使った軽EVが遠からず登場する、とも理解できます。そして次なる軽EVは、スポーツハッチバックの「N-ONE(エヌワン)」がベースになると言われています。
おそらく「N-ONE e:(エヌワンイー)」となるであろう、ホンダの軽乗用EVは買いなのでしょうか?
(次のページに続く)
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