高速巡行ではジムニーにわりと差をつけるジムニー シエラ おすすめグレードは?
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:スズキ 308
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:スズキ 308
「ジムニー シエラ」は、本格軽オフローダーの名作として長らく愛されている「スズキ ジムニー」の登録車(軽自動車ではない車)バージョンです。
軽自動車のジムニーが1970年に発売されたのち、1977年には0.8Lエンジンを搭載する小型車「ジムニー8」が登場し、その後も「ジムニー1000」や「ジムニー1300」が発売されました。そして1993年に登場したのが、現在まで続くジムニーの登録車版であるジムニー シエラです。
現行型のジムニー シエラが発売されたのは2018年7月のこと。ジムニーはラダーフレームというオフロード走行に適したはしご状のフレームの上に、実用性を重視した真四角なボディを載せています。
その「実用性を重視した結果である四角いボディ」が妙におしゃれだということで、オフロードを走る人以外にも現行型ジムニーは大人気となったのですが、それはさておき、ジムニーシエラはそのトレッド(左右の車輪間の距離)を広げ、660ccではなく1.5Lの直4DOHCエンジンを搭載した小型乗用車です。
トランスミッションは5速MTまたは4速ATで、駆動方式は副変速機付きのパートタイム4WD。
見た目的におしゃれなため、市街地をメインに走るユーザーにもよく売れている車ですが、この車の「本籍地」はオフロードですので、悪路でスタック(立ち往生)した際などに、空転した車輪にのみブレーキをかけて反対側車輪の駆動力を確保する「ブレーキLSDトラクションコントロール」や、登坂・降坂性能を高める「ヒルホールドコントロール」「ヒルディセントコントロール」は標準装備されています。
しかしそれでいて、デュアルセンサーブレーキサポートや車線逸脱警報機能、ハイビームアシストなどからなる「スズキセーフティサポート」も標準装備となっています(※JLには「非装着車」もあり)。
スズキ ジムニー シエラの舗装路での乗り味は、こう見えてなかなか快適です。軽自動車であるジムニーは、軽規格ゆえにトレッドが狭いため、高速道路を巡航する際などにはどうしても車両全体が(少しですが)ゆらゆらする感じになってしまいます。しかしジムニー シエラは「全幅1.48m以下」という軽自動車規格に縛られないため、全幅を1645mmまで、トレッドを前1395mm、後ろ1405mmまで広げることができました。その結果として高速走行時の揺れが少なくなり、わりと快適に舗装路上を巡航できるのです。
あえて「わりと」と申し上げたのは、やはりジムニー シエラもラダーフレーム構造のオフロード車ですので、一般的なモノコック構造という方式を採用している乗用車と比べると、少しはゆらゆらする感じがあるからです。しかしその揺れはジムニーと違ってかなり小さいため、オフロード目的ではなく「主に街中でおしゃれに乗りたい」といったタイプのユーザーでも、ほとんど違和感なく走らせることができるでしょう。
次のページ>>おすすめは「JC」か「JL」のスズキ セーフティ サポート装着車
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ホンダ『プレリュード』、米国でも25年ぶりに復活へ…次世代ハイブリッド車として2025年投入
「えっ…!」この道「ウインカー」出す? 出さない? 真っ直ぐも行ける「道なりカーブ」どうする!? 「正解」の曲がり方とは
ベン・キーティングがWEC復帰、小泉洋史は外れる。コルベットZ06 GT3.Rのラインアップ確定
パイセンに続け!! 将来はトヨタで[WRC]のシートを掴むかもしれないラリードライバーの卵
ヒョンデの新型EV『インスター』、東京オートサロン2025で日本初公開へ
クルマのホーンボタンには「ラッパのマーク」がないと違反! なんと「有名薬のラッパのマーク」を切り貼りしても「手書き」でもOKってマジか!!
ブランドイメージ構築に課題? レクサスLBX 長期テスト(5) モデルの強みはNXと共通
[15秒でわかる]ブガッティの特別なガレージと展示台
実質約445万円で買える ホンダの燃料電池車[新型CR-V e:FCEV]は本気で買いたくなるほどのデキだったのか?
6速MTあり! ミツオカ最新「ビュートストーリー」がスゴい! 全長4m「ちょうどいいボディ」に超レトロデザイン×「豪華インテリア」採用! 「小さな高級車」どんなクルマ?
レッドブルのジュニアチームで5年目を迎える角田裕毅。ホーナー代表、2025年末で手放す可能性を示唆も、昇格も否定せず
軽自動車サイズの布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」が一般販売開始
【発売秒読み!?】マツダ、2.0Lチューンドエンジン×幌の高性能「ロードスター」市販予定仕様を公開【TAS25】
【ライバルもビックリの強烈さ】スズキ新型「ソリオ」公開! 「フロンクス」のクールなカスタム仕様も【TAS25】
【無敵の布陣完成】トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」一部改良。廉価版・PHEV・最上級4人乗り一挙追加…510万円から
【2025年もシークレットあるかも?】スバルがオートサロン出展概要発表 新色のBRZなど展示
【まるでドラマ】鴻海をけん制し、株価をV字回復させ、日産とホンダの統合を進める経産省の凄腕ぶり
【究極系ノートオーラ】デザインも中身も本気な「オーテック・スポーツスペック」登場。NISMOとの違いは?
【色褪せない美しさ】レクサス「LC」改良。剛性アップで走りが深化、内装もゴージャスに…1405万円から
いつまで待たせる? レクサス「GX」北米25年仕様の登場で日本発売の期待高まる。気になる価格は?
トヨタ「ミライ」改良 黒のアクセントがキマってる10周年特別仕様車を新設定&グレード構成変更など
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!