【遊び心の融合】最新ミニとクラシック・ミニ「ポール・スミス」仕様を並べて味わう贅沢…2台で広がる“ゴーカート・フィール”の世界
掲載 carview! 文:koensha 4
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クラシック・ミニは2000年10月4日、英国ロングブリッジ工場でその生産を終えた。
累計生産台数は538万7862台。まさに、自動車界の“世界遺産”と呼ぶにふさわしい名車である。
愛嬌あるスタイリング、軽快な走り、そして“手の温もり”を感じる作り込み…クラシック・ミニは、乗るほどに味が出るクルマであり、単なる道具ではなく「家族のような存在」になっていく魅力を備えている。
その多彩なバリエーションの中でも、ひときわ異彩を放つのが1998年に登場した「ポール・スミス」仕様である。
世界限定1800台で、日本にも正規輸入された。ベースはクラシック・ミニの最終型で、安全性や信頼性が高められている。
このモデルは、1997年の東京モーターショーに参考出品された“アートカー”の量産バージョンであり、ポール・スミスの代名詞ともいえるデザインフィロソフィー「クラシック、ウィズ・ア・ツイスト(ひねりが効いた一流品)」を完璧に体現している。
多くの限定モデルがモータースポーツ由来の要素を取り入れているのに対し、ポール・スミス仕様は“ファッションと遊び心”に全振りしている。このモデルは、クラシック・ミニの中でも特異かつ完成度の高い1台といえるだろう。
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