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【リアル体験談】“輸入車は壊れやすく修理費がかかる”は本当か? 2004年式「ボーラ」を20年間所有して体験したあれやこれ

【リアル体験談】“輸入車は壊れやすく修理費がかかる”は本当か? 2004年式「ボーラ」を20年間所有して体験したあれやこれ

フォルクスワーゲン ボーラ

天井も落ちるし内装も溶けるという現実(リアル)

メンテナンスでいえば、定期的に行っていたのはエンジンオイル交換のみ。それ以外は車検時に、ブレーキフルードとクーラント(冷却水)の交換を行っていたくらいです。このあたりは国産車と変わりません。

輸入車特有の消耗品として、ブレーキローターを交換しました。輸入車はブレーキやサスペンションの部品の寿命が国産車より短い傾向にあります。

これは走りの良さや高速性能を重視しているためと言えます。欧州は日本より速度域が高いため、ブレーキや足回りの作りが非常に重要です。つまり、設計思想の違いによるものなので決して品質が低いわけではありません。

ただし、電気系の部品は国産車よりも弱いのは確かで、点火系部品の故障で点火不良が起きたことはありました。ですが、修理費は手頃だったので維持に困ることはありませんでした。

しかし、10年を経過すると経年劣化による内外装の痛みや部品の寿命による故障が見られるようになりました。

そのひとつが、輸入車の定番である天井落ちです。天井に貼られた生地が剥がれ落ちてくるのです。走行や乗車には問題はありませんが、例え高級車であっても貧乏くさい雰囲気が漂い、残念な感じになります。

直すには、ルーフの内装を新品部品に交換するか、生地を張り替える必要があります。これが地味に高額で、張替え修理でも10万円前後の出費となります。

さらに内装では、樹脂部品の表面が剥がれたり、溶けたりすることもあります。これは当時の樹脂が、湿度の高い日本の環境に適していなかったようなのですが、こちらも部品の交換か部品を塗装して修理するかになるので、決して安くはありません。

(次のページに続く)

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みんなのコメント

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  • 2025/8/12 09:52

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    ボーラV6 4Motion 2001年式に22万キロまで乗ってました。記事の通りイグニッションコイルのパンク、シフトリンケージの故障、天井落ちなど全て経験しましたが、トルクもあって速くてとてもイイ車でした。今じゃ絶対に出てこない鋭角V6、2800CC、MTのコンパクトセダン。懐かしいです♪
  • 2025/8/12 09:42

    違反報告

    以前ボルボXCを所有していたが、3年の間にパワーウィンドウのモーターが走行中ガチャンと壊れ完全に閉じなくなったり、パワステのポンプが逝かれたり、給油口がロックされなかったりした
    オマケに停車時の振動が酷くて恥ずかしかったよ
    大して走っていないのに5年でタイミングベルト替えろと6万円くらいかかったし

    その後国産大型SUVに乗り換えたら満足度はそっちの方が非常に高かった。中途半端なボルボやワーゲンはやめたほうが良いかもね
  • 2025/8/12 09:52

    違反報告

    車を便利な移動手段として考えるなら、やっぱり日本車だよ
    販売店も多いしデータが豊富だから壊れやすい部分は在庫もあったりするし
    よほどのこだわりが無ければ専用部品の少ない日本車だな

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