【必見】2024年下半期 人気コンパクトSUV6選。〇と×と選ぶポイントまとめ…フロンクスが台風の目に!?
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 15
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 15
最後は、もうすぐ発売予定のスズキ「フロンクス」。ちなみに筆者は実質的に市販モデルと変わらない“プロトタイプ”の実車確認と試乗を済ませたところです。
車体は小さいですね。全長4mに満たないから運転はしやすい。いっぽうでコンパクトかつクーペスタイル風ながら後席や荷室は十分に広くて実用的。パッケージングの秀逸さはちょっと驚くレベルです。
このあたりはライズ&ロッキー同様に、軽自動車作りで培ったスズキの“パッケージング力”が生かされていることを実感します。インテリアの仕立ても上質で、こだわりがヒシヒシ伝わってきますね。
パワートレインはマイルドハイブリッドのみで、ストロングハイブリッドのような燃費の良さはありませんが、スズキだけに一般的なガソリン車と比べると良好な燃費です。4WDも選べますよ。
問題は価格。FFで250万円強と価格は高いようにも感じられますよね。でも、ナビまで装備する最上級グレードのみの設定で、フル装備車の価格と考えれば納得です。何気に強力な刺客です。
というわけでフロンクスのポイントは次の通り。
〇車体が小さく運転しやすい
〇後席や荷室の広さは十分に実用的
〇インテリアの仕立てもよくできている
〇見た目の車両価格は高いが、ナビが標準装備でコスパよし
×4WDはあるが(ストロング)ハイブリッドの設定はない
車両価格:250万円強~275万円程度(※筆者予測)
そんなフロンクスは「小さくて上質でコスパのいいコンパクトSUVが欲しい」という欲張りな人と最高にマッチングがいいでしょう。台風の目となりそうな予感です。
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こうしてコンパクトSUVを並べてみて思うのは、同じように見えてやっぱり各車それぞれ違いがあるということ。
後席や荷室の広さに考え方の違いがあるし、4WDやハイブリッドを用意するのも考え方次第。インテリアが多少チープでも車両価格を下げるのか、それとも質感を高めて価格も少し上げるのかというのも開発陣の判断が分かれるところでしょう。
面白いのは、「割安」を謳うWR-Vと比べてもライズ&ロッキー、そしてヤリスクロスといったトヨタ(&ダイハツ)勢には価格的アドバンテージがあること。トヨタ凄いなぁ。
いっぽうでWR-V同様にインドからの輸入車として「割安感」をイメージさせるフロンクスですが、予想される車両価格だけを見るとそんなに安くない。でも最上級グレードのみの導入で、オプションだと20万円以上するナビも標準装備と考えれば納得の価格です。これもある意味凄い。
というわけで百花繚乱のコンパクトSUVマーケット。あなたはどれを選びますか?
(終わり)
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