実車「カローラコンセプト」へのリアルな反応…「ショーで一番カッコよかった」「大衆車の域を超えている」。市販版へ期待高まる結果に

トヨタ カローラコンセプト

60周年を前に新型への期待が高まる

このように、これまでのカローラが持つ親しみやすく実用的なイメージとは大きく異なるカローラコンセプトは高い評価が寄せられているものの、その実現性を心配する声も見られます。

未来的で洗練されたデザインに好意的な声がある一方で、「大衆車らしさが薄れた」と感じる人もおり、トヨタが提示する“次世代のカローラ像”が議論を呼んでいるようです。

モデル末期とはいえ現行型カローラシリーズの人気は依然として非常に高く、2025年10月の新車登録台数では1万1953台を記録し2位にランクインしています。これは、カローラシリーズの持つ高い信頼性や商品力が多くのユーザーに支持されていることを示しています。

また、カローラシリーズは世界累計販売台数5000万台を突破しており、グローバルにおいてもトヨタブランドの象徴として確固たる地位を築いています。

現時点で新型カローラに関する発表はありませんが、60周年を迎える節目を前に、トヨタがこの革新的なコンセプトをどのように次世代のカローラとして形にしていくのか、今後の展開に注目です。

（終わり）

（写真：トヨタ、編集部）