911ターボとターボS試乗。カレラのターボ化を受け本家ターボはどうなる?
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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スタートは相変わらずボタンではなく左手でキーを回して行う。リアスカート両端に顔を出す新形状のデュアルマフラーカッターから低く頼もしいボクサーサウンドが響き渡った。
7速PDKを介してヨハネスブルグの市街地から高速道路、そしてキャラミ・サーキットへと向かう。高出力エンジンにも関わらず、大渋滞の中でも不平を言わずに牛歩を続けられたが、こうした状態ではPDK(デュアルクラッチ式AT)の僅かなギクシャク感が気になり、何世代も前にターボに採用されていたトルコン式ATが思い出される。
フラストレーションの塊となって到着した我々を待っていたのはサーキットでのスポーツ走行だ。ここで、911ターボ&ターボSはまさに水を得た魚のようにパフォーマンスを惜しみなく披露してくれた。特に広いパワーバンドによりミスシフトしてもすぐさまカバーしてくれるのに加えて、例のダイナミックブースト機能がターボ・ラグを感じさせずに、コーナリングでリニアな立ち上がりを可能にさせてくれる。また、シャーシ系では4WSが絶妙なフィーリングでロードホールディングをサポートする。
最後に、このターボはカレラと同様にドライビング・モードを選ぶロータリースイッチがステアリング・ポストから突き出ている。ダイアルでノーマル、スポーツ、スポーツ・プラスの他に、PASMや空力デバイスを好みの組み合わせに調整できるインディビジュアルの各プログラムが選択可能だ。中央にはSRB(スポーツレスポンス・ボタン)が見られる。このボタンを押すと20秒間のオーバーブースト、そしてシフトダウンが行われ、マキシマムな加速が得られるのだ
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