A3スポーツバック試乗 これぞエコ・プレミアム!
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:齋藤 正
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よって逆にツライといえばツライのがトップグレードの『2.0 TFSIクワトロ』だ。確かに最高出力200psに最大トルク28.6kg-mと『1.4TFSI』の約1.5倍のパフォーマンス。これまた賢い6速Sトロニックを介せば確実に1.4リッターモデル以上のパフォーマンスが味わえ、とくに「シャァァァーン」と小気味よく響き始めるエンジンサウンドは、回せば回すほどドラマチックで気持ちよい。
またコーナリング時には、フルタイム4WDがゆえの安定感が味わえ、1.8リッターと2リッターにオプション装着できる連続可変ダンピングシステムの「マグネティックライド」を選べば、荒れた路面でもピターっと路面に張り付くような走りを体感できる。だが、正直なところ、街中を普通に飛ばす分には『1.4TFSI』で全く不足はないのだ。逆に静かさ、乗り心地で言えばこちらの方が上だ。
さらにアウディならではのほとんど無駄な振動が入ってこないステアリングフィールや静粛性の高いボディは全く同じ。唯一弱みがあるとしたらシートの仕様ぐらいか。それにしても『1.4TFSI』は日本の都会生活者がアウディに求めるほとんどすべてを持っていると言っても過言じゃない。高いブランドイメージ、クオリティ、利便性、そしてクラストップの燃費&環境性能…。
もちろん“クワトロ”の文字や、さらなるダイナミズムを備えた上級クラスのアウディを求める人も多いだろう。だが、今後ますます環境意識が高まり、不況が続くだろう現代。私は今後このA3スポーツバック、しかも最もリーズナブルな『1.4TFSI』が、日本におけるアウディユーザー、そしてイメージを担っていくような気がしてならないのであーる。
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