A3スポーツバック試乗 これぞエコ・プレミアム!
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:齋藤 正
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というわけで肝心なのが走りだ。まずは300万円以下と最も買い求めやすく、なおかつ新型A3スポーツバックの一番のウリである『1.4 TFSI』から語ろう。このクルマの凄さは、その体感的パワフルさに尽きる。最高出力が125psで最大トルクが20.4kg-mと、排気量を考えるとそれだけでもなかなかだが、体感的にはそれ以上。ほぼ2リッターノンターボ並みの加速力を備えている。ポイントはエンジンのトルク特性だ。なにしろ1500回転から最大トルクを発揮するのだ。タコメーターを見ればわかるが、アイドリングだと思っていたのが、一瞬にして立ち上がる。まさしくアクセルを踏み始めた瞬間、グイっと前に蹴飛ばされるような感じ。ほとんど振動のないディーゼルエンジンのようなフィーリングだ。
加えさらなる凄さは、そのトルク特性を生かしきる7速Sトロニックにある。その極端な特性を考えると発進からして急激に前に出すぎたり、逆にクラッチを滑らせ過ぎたりしそうものだが、それはほとんどない。アクセルの開度に応じてスムーズに発進する。たとえアクセルを途中で戻してもギクシャクしない。
もっと凄いのがそのエンジン回転マネージメントだ。ゆっくり、そして少しだけアクセルを踏んでいくと1速、2速、3速と2000回転ぐらいできっちりシフトアップする。これぞまさしく省燃費運転で、そのままいけば7速2200回転で時速100kmに達する。おそらくこのやり方で高速走行を行えば、リッター20km前後は行くだろう。だが一転してアクセルをベタ踏みすると少なくとも6000回転まではひっぱり、しかもその時の加速力がなかなかなのだ。なにしろダブルクラッチ方式がゆえ、シフトチェンジに要する時間はわずか0.2秒以下。切り替えたのも分からないくらいのタイミングだ。
またこの綿密なシフトチェンジは減速時も続き、例えば都内の交差点に近づいた時にも、絶妙なタイミングで3速から2速に自動でダウン。立ち上がりは常にスムーズで、ストレスを感じることはない。
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