日本を意識した味付け… 新型クラウンの完成度
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:齋藤 正
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:齋藤 正
ラインナップは引き続きロイヤル・シリーズとアスリート・シリーズの2本立て。外観上の違いはグリルやバンパー形状、ヘッドランプベゼルの色調に、テールランプの造形などで、前者が落ち着いた印象に、後者がスポーティに演出されている。
車体の基本骨格は先代の流用というだけに、フォルムには大きな違いはない。サイズは全長が30mm、全幅が15mmそれぞれ大きくなっているが、これは主にデザインの自由度を高めるためのものだという。実際、複雑な線と面が交錯する造形が躍動感を高めているのは確かだ。しかし本質的な部分で大きな挑戦を行なった先代と較べると、表面的なディテールをいじくっただけと見えてしまう感も、否定はできない。
インテリアは先代よりも横方向の広がりを感じさせる。木目調パネルはあくまで“調”だがクオリティは高い。ロイヤルとアスリートでは、そのパネルの色調を含む内装色の設定が異なるが、機能やデザインは基本的に同一である。
そこに備わる装備の充実度もレクサスに負けていない。後方にも対応したプリクラッシュセーフティシステムには、ドライバーの顔の向きに加えて、眼の開閉状態を検知する機能が備わり、回避操作の警告をより確実に行なうことができるようになった。エアバッグは計10個。急ブレーキ時にストップランプを自動的に点滅させる緊急ブレーキシグナル、車庫入れ支援を行なうインテリジェントパーキングアシスト、更にはナビと連動して一時停止情報を提供したり高速道路の合流・退出などの支援を行なう機能など、安全なドライブのための先進機能が、これでもかと投入されている。
先に記したように、車体の基本骨格は先代譲りだが、それだけに大いに力が注がれたに違いないこの電子制御の進化は、新型クラウンの大きなアピールポイントだと言えるだろう。
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