テスラ・モデル3の自動運転は優秀だがクルマの品質はまだまだだ
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
さて、2016年3月31日の喧騒に満ちたモデル3の発表からすでに2年半が経過した。1000ドルの予約金にも関わらず、発表直後に予約台数は11万5000台に、1週間後には32万5000台に達し、その後は42万台に達している。この結果、テスラには140億ドル(約1兆5400億円)の契約金が転がり込んだことになった。
一方、膨大なバックオーダーを抱えながら出荷は遅れに遅れ、一時はマスク自身が経営危機を思わせるような自暴自棄なジョークを放ったほどであった。しかし、これはどうやらエイプリルフールの悪い冗談だったらしく、最近になって(…それでもいろいろな問題が報道されているようだが…)、アメリカでは西海岸ばかりでなく、ようやく私の住む中西部の路上でも見かけるようになった。
およそ全長4.7m×全幅1.9m×全高1.4mと、「メルセデス・ベンツCクラス」をややワイドにしたサイズ感のモデル3のCd値が0.23とCクラスよりも優れているのは、内燃機関を持たないためにフロントに大きなラジエター用開口部が不要なためだ。その結果、フロントのデザインはどこかナマズのようなヌメッとした顔付きである。
一方、リアエンドはハッチバックのように見えるが、ハッチゲートではなく通常のトランクで、リアシートを立てた状態で425L、トランクスルーを使うと206cmの長尺モノを収納する空間が生まれる。また前方のトランクにもリモワのキャリーバッグがきちんと収まる。これらは床下に電池やリアを駆動するコンパクトな電気モーターをレイアウトするEVならではだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
トヨタの新型EV『bZ3X』に採用、エアコン送風口に「超薄型レジスタ」…豊田合成が開発
電気自動車の新たな可能性を見出す痛快BEVスポーツ。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ヒョンデ・アイオニック 5 N
「BEVは雪道に強い」はホントか。ボルボの後輪駆動BEV、EX30でモーター駆動制御の所作を体感
「これがジャガー?」ポップな丸文字ロゴに昔からのファンはビックリ! 英国の伝統「ジャガー」が新たに目指すものとは?
角田裕毅、F1開幕戦初日は4番手好発進! しかしチームも平常心「バランスも特に問題ない。集中し続けていくだけ」
光岡『ファイナル ヒミコ』発表、17年の歴史に幕 中古車ベースで生産
キモチいいステーションワゴン!──新型トヨタ クラウン・エステート試乗記
10%の英ドライバーは故障につながる、ある単純な部品を一度も点検していない!?
バイクのある日常をテーマにしたイラスト展「HAVEABIKEDAY.Vol.7」がユナイテッドカフェ世田谷店で3/19~31まで開催!
新しい「“マイナ”免許証」まもなく交付スタート! これまでにない「カード一体化」でどんなメリットがある? 「更新が楽」「ちょっと安くなる」ことも 特徴は?
ランエボ使いが[ドイツ製スポーツカー]を20年以上も相棒にした本当の理由ってなんだ?
「フォルクスワーゲン・IDバズ カーゴ」が「フリート ニュース アワード 2025」で「ベスト スモール バン」に選出
【実際どうなの?】「WR-V」オーナーのガチな本音…コスパは魅力的。でもやっぱり“割り切り”が必要!
「ジムニー」の“進化”を大胆予想。軽、3ドアのシエラ、5ドアのノマドときたら…次はピックアップトラックで決まり⁉︎
やっと出た「エステート」にもマット塗装追加! “ザ・クラウン”でしか買えない特別仕様車は今夏発売
【やっと】「エステート」発売。フルフラットな広大ラゲッジで史上最もアクティブなクラウン…635万円から
欲しくても買えない…注文殺到で長納期化の「ランクル」や「ジムニー」。なぜメーカーは増産しないのか?
レクサス「LM」が前年比477%増と売れまくり。1500万円超の高額車をヒットさせるトヨタの“したたかさ”
“トランプ関税”で次期シビックがメキシコ産から米国産に?「アメリカ・ファースト」が日本車に与える影響とは
【1年半遅れ】今春登場の新型「ムーヴ」…HEVナシ、20万円値上げも“スライドドア採用”で一発大逆転へ
「やっちゃえ日産」よ再び! 余計なお世話は承知の上で、今必要なのはe-POWERだけじゃなくてこんなクルマ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!