日産「フェアレディZ」が宿敵トヨタ「GRスープラ」を逆転。アメリカ市場で明暗を分けた“価格と戦略”の真相とは
掲載 carview! 文:APOLLO NEWS SERVICE 167
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2025年10月初旬のデータでは、日産が今年最初の9か月間で4822台のZを販売しており、前年同期(2175台)から121.7%と大きな伸びを見せています。
一方、同期間のGRスープラは2009台を販売し、前年(2325台)から13.7%の減少。両者の差は明確です。
背景には価格設定の違いがあります。エントリーモデルの「スポーツ」は4万2970ドル(約645万円)で、上位グレードの「パフォーマンス」でも5万2970ドル(約795万円)。対してGRスープラはベースモデルの「3.0」が5万7500ドル(約863万円)、「3.0 プレミアム」では6万650ドル(約910万円)とフェアレディZより高い設定です。
さらに、トヨタが2025年モデルで最高出力258psの2.0L直列4気筒モデルを廃止したことも、販売減少の一因とみられています。
コストパフォーマンスを重視する市場では、この判断が裏目に出た形です。
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