新型フォレスター発売。欲しい人は急げ! 待望のハイブリッドは納期1年待ち…エンジン車は早く手に入るかも
掲載 carview! 文:大音 安弘/写真:SUBARU 94
掲載 carview! 文:大音 安弘/写真:SUBARU 94
注目のパワートレーンだが、マイルドハイブリッドが廃止された代わりに、「クロストレック」への搭載で話題となったストロングハイブリッド「S:HEV」を採用。またエンジン車も継続されている。
S:HEVは、スバル伝統の水平対向エンジンと4WDシステムを組み合わせた「シンメトリカルAWD」を受け継ぎながら、幅広いシーンでの電動化を可能としたもの。つまり、スバル自慢のフルタイム4WDの走りを守りつつ、より高効率化を図ったものだ。
発電を主体に、シーンによっては駆動も担う新「e-BOXER(イーボクサー)」は、新開発の2.5L水平対向4気筒エンジンを搭載。最高出力160ps、最大トルク209Nmを発揮する。
多くのシーンで駆動力となる電気モーターの性能も、最高出力119.6ps、最大トルク270Nmと力強い。注目の燃費は、18.8km/L~18.4km/L(WLTC)と、従来型マイルドハイブリッドの14.0km/Lと比較して大きく向上している。燃料はレギュラーガソリンとなる。
ピュアエンジン車となる1.8L水平対向4気筒ガソリンターボは、「レヴォーグ」にも搭載されるスポーティな味わいを見せるもの。最高出力177ps、最大トルク300Nmを発揮する。
燃費は13.6km/L(WLTC)に留まるが、ターボ車でもレギュラー仕様なのがうれしい。トランスミッションはCVT。余談だが、サスペンションは専用チューニングとなり、エントリーグレードではあるが“スポーツ”を名乗るキャラ設定がされる。
安全装備については、スバル独自の先進安全運転支援機能「アイサイト」が全車標準され、自動車専用道路でのドライバーの運転負担を軽減する高度運転支援システム「アイサイトX」が「EX」として3グレードそれぞれに設定されている。
衝突時に人を助けるエアバッグシステムでは、運転席ニーエアバッグと助手席シートクッションエアバッグに加え、保護性能を向上させた。また歩行者保護エアバッグでは、サイクリストへの対応にアップデートしたことで、もしもの対人事故の際の配慮も向上させている。
(次のページに続く)
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