【いちばん安い】ベーシック軽自動車「アルト」と「ミライース」。実は“値段”はライバルじゃなかった…おすすめはどっち?
掲載 carview! 文:山本 晋也 44
掲載 carview! 文:山本 晋也 44
また、冒頭でも触れたように先ごろのマイナーチェンジによりアルトの先進安全装備はミリ波レーダーとカメラを併用する「デュアルセンサーブレーキサポートII」へ進化、全グレードに標準装備されています。
交差点での右左折時にも歩行者や自転車を検知して衝突被害軽減ブレーキを作動させる最新の先進安全機能や、ステアリング操作も支援する車線逸脱抑制機能、信号の切り替わりのお知らせ機能といった、比較的高度な運転支援機能が付くのも見逃せません。
ミライースも車両や歩行者を検知して作動する衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報など最低限の先進安全機能は備えていますが、アルトの先進安全機能と比較すると見劣りするのも事実でしょう。
・・・まとめると、価格重視で装備や運転支援機能については割り切れるならミライース、先進安全性能やハイブリッドによる経済性など最新のテクノロジーを重視するならアルトを選択すると、それぞれ満足度の高いカーライフを送ることができるといえるのではないでしょうか。
細かい話になりますが、アルトとミライースの全グレードを見渡しても、本革巻ステアリングが備わっているのはアルトの最上級グレード「ハイブリッドX」のみ。
ベーシックな軽自動車選びをする際に、本革巻ステアリングの有無を最重視するユーザーは少数派かもしれませんが、この一点をとってもアルトの方が上級感ある仕様になっていることが理解できるでしょう。
ガチンコのライバルというイメージでアルトとミライースを比べても、意外に立ち位置やキャラ設定が違っています。「どちらを買っても満足度は変わらないだろうから安い方でいいや」と考えるのではなく、自分に必要な装備や性能をしっかりと整理した上で、結論を出すことが所有満足度につながりそうです。
(終わり)
(写真:スズキ、ダイハツ)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定『産業アーキテクチャを見据えスマートモビリティをどう戦い抜くか?』
首都高「料金値上げ」本格検討へ…上限1950円撤廃も視野か 国交省大臣が言及した“現状”とは
アディエント、中国SCIと合弁会社設立…現地自動車メーカー向けシート開発強化
アロンソ、アストンマーティンの”成功”を確信「僕たちが最高のパッケージ。問題はいつ成せるかだ」
【ギモン】信号も標識もない交差点でクルマが鉢合わせ!! どっちが優先なのよ?
【BMW】東京オートサロン2026に「M2 CS」のチューニングモデルをはじめ、Mモデルを多彩に展示
1/27申込締切 SDVロードマップ2040~進化するモビリティと取るべき対応の方向性~
日産、次世代「AI自動運転」搭載車で“危機“回避へ 英新興と協業拡大[新聞ウォッチ]
全長4.6m! 三菱「“最新”7人乗りSUVミニバン」実車公開! 「ジムニー」超え“地上高”×画期的MIVEC HEV採用! 新「エクスパンダークロス HEV」タイイベントに登場
ANA便に「驚安航空券」出現中 国内は「片道5000円から」 国際線も… その詳細は?
BMW『M2 CS』、Mパフォーマンス・パーツ装着車を日本初公開へ…東京オートサロン2026
レクサスが新「本格“3列・7人乗り”大型SUV」発表! 全長5m級「おおきなボディ」×無骨な「カクカクデザイン」で超カッコいい! 一部仕様変更された新「GX550」2026年モデルカナダで発売
【トヨタ「GR GT」は“世界と戦える”のか?】V8ハイブリッド×アルミ骨格の怪物スペックに潜む弱点と、成功するための“決定的な条件”とは
新型トヨタ「ハイラックス」をタイで現物取材! 耐久性・走行性能・乗り心地の3本柱で進化した中身のポイントとは?
【まさかの展開】ガラパゴス扱いだった軽が欧州標準に? EU「Eカー」構想が映し出す中国EVの脅威と日本の軽への期待
トヨタ新型「ハイラックス」の国内仕様はディーゼルのみ。豪州のBEV仕様は“鉱山向け”という割り切った電動化プラン
【激戦】の軽スーパーハイトSUV。新型「デリカミニ」が「N-BOXジョイ/スペーシアギア/タントファンクロス」を追い詰める!?
「スーパーワン」が“白ナンバー”ってどうなの? それでも「文句なく走りを楽しめるクルマ」がホンダから出る必然性とは
人気のクロスオーバーSUVに、なぜ便利な“スライドドア”が採用されないのか? たった1つの“例外モデル”とは
「ジムニー」にACCが付いたのは時代とユーザーが普通になったから? それでもガチ勢向け“素うどん仕様”が欲しい理由
【ついに“本物のハイブリッド”になった?】スバル新型「クロストレック S:HEV」試乗。走りの鋭さも静粛性も“従来e-BOXERとは別物”だった
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!