新型プリウスPHVにはスタンダードなプリウスには無い魅力がてんこ盛り
掲載 更新 carview! 文:石井 昌道/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:石井 昌道/写真:中野 英幸
先代が思うように売れなかったからか、造り手の気合いが入りまくっている新型プリウスPHV。いまだ、燃料コストが抑えられる分で車両価格上昇分をまかなえるほどではないので、それ以外の魅力を否が応でも高める必要があるのだろう。それが意外なほど功を奏していて、ソロバンを弾く手を止めて接してみると、次期愛車候補としてソソられるに十二分なのだ。
まずPHVとしての性能は従来に対して大幅に引き上げられている。バッテリー容量は4.4kWhから8.8kWhへと倍増し、EV走行距離(JC08モード)は23.4kmから68.2kmへと倍増以上に拡大した。従来モデルではコンセントにプラグを刺すという手間暇に対して23.4kmという距離は御利益が少ないという声が多かったようだが、今回は満足度が高いだろう。
注目はデュアルモータードライブだ。THSIIはもともと2つのモーターを持っており、駆動と発電を別々に受け持っているが、EVドライブ時に急加速を要求すると一時的に発電用モーターも駆動に加わることになった。これは他の多くの1モーター・ハイブリッドをベースとしたPHVには不可能なことで独自の強み。それもクラッチを追加しただけなので、リーズナブルに魅力を上げることとなっている。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
2024年5月の新車販売台数ランキング スペーシアが2年ぶり軽自動車トップに浮上
ヒョンデが新型高性能EVの『アイオニック5N』を発売…価格は858万円
レーシングドライバーの佐藤駿介さんは愛車のオールズモビルに「TRAVELSTAR」のホワイトリボンを装着!
メルセデス、カナダGPがシーズンの分岐点となるか。新規アップデートが失敗したら今季は諦めるべき?
勝田が試みたギヤボックスの応急処置。不運のトラブルと共に障壁となった短期開催/WRCイタリア
史上最速のゴルフGTIが登場!? VW新型「ゴルフGTIクラブスポーツ」世界初公開! 最上位FFホットハッチは300馬力で最高時速267km
VWのSUV『タイロン』、年内にドイツ工場で生産開始…グローバルモデルに?
新世代MINI第三弾!DNA継承とシンプルさがテーマのクロスオーバーEV「ミニ・エースマン」、堂々の登場!
シート喪失の噂ささやかれるマグヌッセン、予選の改善がチーム残留の鍵になる?
日産の新型「ワンボックスバン」発表! “オシャグリーン”に歓喜!? 安全進化だけじゃない「キャラバン」に「商用車とは思えない」の声も
アルファード風ミニバン、広汽伝祺『M8』に「スーパーハイブリッド」…航続1057km
トヨタが新型「カローラ」発表!「レトロ×スポーツ仕様」の斬新デザイン採用! イメージは「1987年式のFX16」! ド派手な「リアスポ」装備で米登場
【日本にピッタリ】MINIの“オシャカワ系”クロスオーバー「エースマン」発売! LBXなどのライバルに
【858万円】650psのハイパフォーマンスEV ヒョンデ「アイオニック5 N」発売
異色のハイブリッドと内外装変更。マイチェンと呼ぶには見どころ多めな新型「ポルシェ911」まとめ
【70年の歴史で初】コルベット E-Ray発表。6.2L V8+モーターでマッスルカーも電動四駆の時代に
気なるところ多少あれど…スバルの頂点「レガシィ アウトバック」はとにかく快適だった
ダイハツ謹慎終了の合図は新型「ムーヴ」。禁断のスライドドアでN-BOXやワゴンRをぶん殴る
ステップワゴン、ZR-Vなど4車種が価格改定 原材料価格と物流費が影響
【販売店も確信】次期「デリカD:5」やはり開発中。独自ボディとPHEV化で「デリカD:6」を名乗る?
“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】