新型アウディQ5にメキシコで試乗。その完成度は?
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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ニューQ5のサイズは全長約4.63m×全幅約1.90m×全高約1.63m、ホイールベース約2.81mで旧モデルと比べてわずかに長く幅広く高くなった。トランク容量も550リッターから610リッターに拡大され、リア・シートのバックレストを倒せば1550リッターの荷室が広がる。
最初のセッションで選んだモデルは286馬力/620Nmを発生する新しい3リッター・ターボディーゼル。車重は最大で90kg-100kgほど軽くなったというが、その効果もあってダッシュ力は素晴らしい。スペックは未発表だが5秒台は間違いないだろう。またこのTDIエンジンと組み合わせられるのは8速のトルコンATだが、変速はスムースこの上なく、トルクフルなディーゼルによって僅かに右足に力を入れただけであっという間にメキシコの制限速度130km/hに達してしまう。
もちろんパワーは全くの余裕を見せており、踏み込めばドイツのアウトバーンでも他のSUVにひけを取らない速度に達する。また快適性に大きく貢献しているのが新しく採用されたエアサスペンションで、ダイナミック・ポジションから5段階の車高調整(60mm)を可能にしている。試乗車には20インチ・タイア(255/45R20)が装着されていたが、低い扁平率にもかかわらず乗り心地になんら悪影響はなかった。ちなみにタイヤは17インチから21インチまで選択することができる。
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