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【円安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった

トヨタ・レクサスの販売台数は1000万台超えに

冒頭でも触れたように2023年度におけるトヨタの営業利益は5兆3529億円となり、これは前年度の2兆7250億円から倍増したといえる結果です。

しかしながら、同社の発表によれば、営業利益2兆6279億円増の内訳として、為替変動による効果は6850億円となっています。つまり、約2兆円の利益は企業努力などによって成し遂げたというわけです。

単純化すると、安くクルマを作り、それが大量に売れたということです。

>>フォトギャラリーでトヨタの人気車種を見る

実際、トヨタの決算発表を見ていくと、2023年度のトヨタ・レクサスの販売台数は1030.9万台となっています。

前年度が961万台ですから、7%以上も増えています。その内訳を見ていくと電動車(HEV、PHEV、BEV、FCEV)が3割以上も増えており、それが利益増につながっていることがわかります。

「プリウス」に象徴されるハイブリッド車は359.4万台で前期比132.1%、「クラウン」やレクサスなどの高級モデルに設定が増えているプラグインハイブリッド車の販売は14.1万台で前期比160.3%となっています。

また「レクサス RZ」や「トヨタ bZ4X」などの電気自動車(BEV)についても11.7万台とグローバルにはけっこうな数を販売しており、前期比310.1%も伸びています。

ご存知のように電動車は高価なバッテリーなどを積む関係で車両価格が高くなりがちで、その結果、利益率の高いモデルとなっています。

くわえてコロナ禍や半導体不足に対応するためにビジネスを効率化させたことで、全体的なコストダウンも進んでいます。

結果として、5兆円を超える営業利益をたたき出し、さらに11.9%という大手自動車メーカーとしては驚異的な営業利益率を実現しているのです。

次のページに続く

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