リファインされた新型ゴルフに死角ナシも、あのモデルの未導入が惜しい
掲載 更新 carview! 文:河村 康彦/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:河村 康彦/写真:篠原 晃一
従来のアナログメーターに替えて、メータークラスター内に12.3インチの大型カラーディスプレイを搭載。好みに応じた様々な情報を表示することが出来るのが、今回のリファインを機に新設定された”アクティブ・インフォ・ディスプレイ”。そこにナビゲーション・マップも示すことが出来るのは、最近ではこの種のアイテムの定番機能。それでも、基本表示するメーターが「アナログ式のスピードとタコメーター」というのは、まずは機能性本位のVWらしいこだわりを感じさせる点ではある。
一方、ナビゲーション機能を筆頭に各種オーディオやTV、スマートフォンとのリンク機能などを備えたマルチメディア・システム”ディスカバー・プロ”は、操作のすべてをタッチスクリーン式とし、ハードスイッチを置くスペースを廃することで9.2インチという画面サイズを実現。それゆえに、表示OFFの状態でも大きな画面とスイッチ類が見当たらないシンプルなデザインがなかなかのインパクト。見方によっては、これこそが「最新ゴルフで最も新しさを感じさせる部分」と評して良いかも知れない。
もっとも、シンプルで機能的であることこそがゴルフの美点、と受け取るユーザーには、せっかく用意されたそんな電脳化アイテムも、必ずしも好意的には受け入れて貰えない可能性は残りそう。そもそも、メーターは運転に最低限の情報さえ与えてくれれば良いという人には、バーチャルメーターは過剰そのものと映るであろうし、新たに画面に触れる必要すらない”ジェスチャーコントロール”を採り入れたマルチメディア・システムも、その操作性はむしろ一部では従来型に見劣りすると感じられたからだ。
ということで、最新のゴルフが売り物とするこうした部分に、魅力を感じるか否かは、まさにユーザー次第――これが、新提案となる操作系を扱ってみての実感となった。
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