【無いのが不思議!】軽自動車でフルハイブリッドという“最強の組み合わせ”はなぜ存在しないのか?
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 182
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一方で、軽自動車に本格的なハイブリッドシステムを搭載するのは難しいという見方もあります。
軽自動車の魅力は、維持費だけでなく車体購入費の安さです。ハイブリッドを搭載すると価格が高くなり、コンパクトカーとの価格差がなくなってしまいます。
ハイブリッドシステムを搭載するには、バッテリーやモーター、制御システムが追加で必要となります。その結果、車両価格が上がり、現在の軽自動車の「手頃な価格」が損なわれてしまう原因になります。
加えて、軽自動車は日本独自の規格であり、エンジン排気量(660cc以下)や車体サイズに厳しい制限があります。ハイブリッドシステムを搭載すると、バッテリーやモーターで重量が増え室内空間が狭くなってしまいます。
また最近の軽自動車は、エンジンの改良やアイドリングストップ機能により燃費が30km/L近くまで向上しています。こうした背景から、「わざわざコストをかけてまでハイブリッドにする必要がない」というわけです。
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