トヨタ、新型カローラセダンを世界初披露
掲載 更新 carview! 写真:トヨタ自動車
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2018年6月に登場した「カローラスポーツ」を皮切りに、新世代モデルが発表されたトヨタ伝統のコンパクトモデル「カローラ シリーズ」。最初のボディバリエーションとして登場したのはハッチバックで、続いて10月のパリモーターショーでステーションワゴン版が登場。そして第3のボディバリエーションとして、このたびセダンの登場が発表された。
ワールドプレミアの舞台は11月16日に開幕した広州国際モーターショー。発表によれば、新型カローラセダンは2019年春に米国・欧州で販売を開始した後に、2019年央以降に、中国など世界150カ国以上の国や地域で販売するとのこと。
日本には2019年内に、顧客の嗜好や道路環境に合わせて最適化した専用仕様のセダンおよびワゴンの発売が予定されている。また、広州国際モーターショーでは、新型カローラセダンは仕向け地により“スポーティモデル”と“プレステージモデル”が用意されるようだが、日本には前者が導入される模様だ。
なおプラットフォームは世界統一で、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)に基づき開発されたGA-Cプラットフォームを採用し、上質な走りや乗り心地、静粛性、安全性能が高められている。世界五大陸でのべ100万キロの走行試験を実施し、“走る喜び”を追求したという。
パワートレインはTNGAの新世代パワートレイン(2リッター“ダイナミックフォース”エンジン、ダイレクトシフトCVT、6速MT)のほか、地域によりハイブリッドモデルも設定される。
先に登場したカローラスポーツ同様、車載通信システムDCMも設定され、中国市場ではそれが標準装備されるという。これは日本でもカローラスポーツ同様に標準装備となるだろう。
従来のセダンの落ち着いたイメージとは異なるスポーティなフォルムで登場したカローラセダン。リア周りも滑らかなフォルムとされ、スタイリッシュな仕上がりだ。これならデザイン性と実用性を兼ね備えた新世代スポーティセダンとして人気を集めそうだ。
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