【ある種の傑作が誕生】クロストレックの「ストロングHV」モデルはeボクサーモデルと格が違った!
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:SUBARU、編集部 19
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:SUBARU、編集部 19
初期型クロストレックの欠点だった「パワーユニット単体はあまり面白くない」という部分は、ストロングハイブリッド化によって完全に払拭されたと言っていい。ならばもうひとつの欠点である「いまいちな燃費」についてはどうだろうか?
ストロングハイブリッド版クロストレックのWLTCモード燃費は18.9km/L。同じセグメントに属するトヨタ「カローラ クロス」のハイブリッド車(2WD)のWLTCモード燃費が26.4km/Lであることから考えると、「相変わらずいまいちだな」と言うこともできる。
>>クロストレック ストロングHVのフォトギャラリーはここから
だが筆者は「これでいい! 十分だ!」と思っている。「あくまでも燃費重視」という姿勢でSUVを選ぶのであれば、わざわざクロストレックを選ぶ必要はない。そういうのは他にたくさんあるからだ。
それなのにクロストレックをあえて選ぶということは、クロストレックでしかできない――「スバル車でしか感じられない」と言ってもいいかもしれないが、「意のままに動かせる感触」と「四駆性能」を求めるということである。そこをないがしろにしたうえで燃費性能を上げられても、ユーザーとしては迷惑でしかないのだ。
とはいえあまりにもいまいちな燃費が若干のネックになっていたわけだが、今回のストロングハイブリッド化により、クロストレックの燃費は「普通」ぐらいになった。
エンジニア氏に尋ねたところによれば、おとなしく走れば東京都内であってもカタログ値ぐらいの燃費をマークするのは楽勝で、仮に「おとなしくない走り方」をしたとしても、15km/Lぐらいはマークできるはずとのこと。これだけの快感を伴いながら15km/L走ってくれるのであれば、個人的には御の字であり、何の不満もない。
(次のページに続く)
|あわせて読みたい|
>>スバル「クロストレック」に最上級ハイブリッド追加。専用パワトレなど注目点多数…18.9km/L、約383万円
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
BEVとICEの二刀流で展開するアウディのフラッグシップ「アウディQ8 TDI&SQ8」
【10年ひと昔の新車】トヨタ オーリスは軽快感と快適性のバランスが絶妙だった
目の付けどころがいーじゃないかッ!!! 「スキマグルマ」を突いたナイスなクルマ15選【ベストカーアーカイブス2013】
ガソリン ハイブリッド ディーゼル……中古選びの「正解」は!!? 超絶進化のマツダ3代目アクセラ 各モデル比較試乗をプレイバック!【ベストカーアーカイブス2013】
XC40のEVが改称 ボルボEX40へ試乗 シングルモーターでも活発 得意分野は高速巡航
もう見た目だけでご飯三杯イケます! BEVで復活するルノー5ターボの「4800Nm」って何かの間違いかと思ったらガチだった
マツダ「CX-60」は何が変わった? あらゆる部分を改良で「乗り心地が向上」 元オーナーが細部まで比較!【試乗記】
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】和製小ベンツ!? トヨタが本気で作った小さな高級車[プログレ]はなぜ売れなかったのか?
【詳細データテスト】メルセデス・ベンツEクラス 強力で扱いやすいエンジン 高バランスのハンドリング
トヨタ最後の「GRスープラ」は1500万円! “A90 ファイナルエディション”はMTのみ国内限定150台で登場【新車ニュース】
SUVとステーションワゴンのいいとこどりだろ!! [クロスオーバーワゴン]が今ぜったい激推しな件!!!
ミニ「クーパー5ドア」は優れた利便性とおしゃれさを融合したハッチバックの秀作! 元祖の3ドアに通じる「爽快な走り味」も魅力的
【これ割とお買い得!?】スバルがクロストレック、インプレッサ、レヴォーグの特別仕様4モデルを一挙発売
ロングセラーというボルボ流の安心感。最上級SUV「XC90」は“大幅改良”で鮮度が高まった今が買いかも
ファンな走りと実用性だけじゃない! 新型「ゴルフ“8.5”GTI」は“DCC”で快適性までも手に入れた
レヴォーグにガチ惚れして2台乗り継いでしまった自動車ライターが“良し悪し含めて”推薦する「現行スバル車3選」
【あの頃、あいつは峠で神となった】2代目「CR-X」 “ホンダの元気”を象徴したコンパクトホットハッチ
トヨタ「GR86」&スバル「BRZ」 “似て少々非なり”の姉妹車。結局どちらを選ぶと吉なのか?
【あの頃、あいつの加速はイカれていた】初代日産「シーマ」は海外ライバルをも凌駕する爆速サルーンだった
【あの頃、あいつが最強だった】1989年型日産「R32型スカイライン GT-R」栄光はまたやってくるのか?
正直コレはスゴイ。楽しすぎる…雪上で確かに実感した新型「GRカローラ」のマニアックすぎる進化の中身
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!