新型アルファード&ヴェルファイア試乗、一番旨みがあるモデルは?
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:菊池 貴之
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上手なのは、決して下品にはなっていないということ。フロントマスクからフェンダーにかけてのラインなどは美しさすら感じるし、たとえばクロームの入れ方にしても、リアコンビネーションランプの収まり具合にしても、特に実車を目の前にすると、ディテールが取って付けた感じではなく、フォルムとうまく融合しているのに感心させられるのだ。
全高は低くなったが、同時に低床化も行なわれたことで室内高は従来と変わらない1400mmをキープしており、しかもステップ高が下がって乗降性が向上している。ホイールベースの延長分そのままに室内長も50mm拡大されているなど、室内はまた更に広くなった。スライドドアの開口幅が70mmも大きくなり、アシストグリップも大型化されて、セカンド/サードシートへのアクセス性も改善されている。見た目は迫力を増したが、本質的な部分では優しさが深められているわけである。この辺り、抜かりはない。
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