GT-Rも真っ青のスペック&高コスパ。アイオニック5 Nが日本にもたらすインパクトと皮肉な結果
掲載 carview! 文:編集部/写真:ヒョンデ・モビリティ・ジャパン 127
掲載 carview! 文:編集部/写真:ヒョンデ・モビリティ・ジャパン 127
せっかくなので、国産スポーツカーの雄で次期型はBEVになるという噂の日産「GT-R NISMO」と、BEVのハイパフォーマンスモデル「アリア NISMO(B9 e-4ORCE)」でスペックを比べてみると、アイオニック5 Nのキレっぷりとコストパフォーマンスの高さがよくわかる。
<アイオニック5 N>
最高出力/最大トルク:650馬力/770Nm(N Grin Boost使用時)
車重:2210kg
価格:858万円(税込)
<GT-R NISMO>
最高出力/最大トルク:600馬力/652Nm
車重:1720kg
価格:3008万5000円(税込)
<アリア NISMO B9 e-4ORCE>
最高出力/最大トルク:436馬力/600Nm
車重:2220kg(プロパイロット2.0仕様)
価格:944万1300円(税込)
もちろん、バッテリーの劣化や海外で報告されている発火問題、充電設備の脆弱性やサービス工場不足など、長期保有する上でのリスクも確かに存在するが、スペックだけで言えばもはやGT-R NISMOにも全く引けを取らないレベルなのである。
考えてみれば、休日の新大久保は若者でごった返し、紅白歌合戦で韓国のアイドルグループがキレッキレのダンスと歌を披露する現代の日本において、若者から見ればクルマだけが嫌韓されるのもおかしな話であろう。
ブランドリーダーとして、アイオニック5 Nの日本導入は、静かだが実は大きなインパクトなのかもしれない。今すぐ何かが劇的に変わらなくても、Nの日本上陸で5年後10年後の日本の景色は変わってくる可能性がある。多くの人の手に収まるスマートフォンのチップだって、今やほとんどが韓国メーカー製なのだから。
筆者的には、そんな強力なライバルに触発され、国内メーカーからも世界を驚かすモデルが登場することを願うばかりだ。そうして技術が進歩し業界が発展していくのが、健全な世の中であろう。
「このクルマに乗った方全員が笑顔でクルマを降りてきてくれた(趙社長)」
古い価値観に縛られているクルマ好きこそ、乗ればアイオニック5 Nの走りの魅力が一番よくわかってしまうというのはなんとも皮肉な話ではないだろうか。
(終わり)
◎あわせて読みたい:
ついに終了が正式予告された現行「GT-R」。次期型の運命は4つのパターンが考えられる!
想像の上をいく「アリア ニスモ」の完成度。絶妙チューン満載800万円台~は高いか安いか?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
JALが「北米への新路線」検討中! トランプ・ショックなのに拡大に踏み切るワケ 行先はどこだ!?
頂点まであと一歩。ウイリアムズ育成ブラウニング、F2卒業→SF転向でF1への“最終準備”か?「自分の将来には納得している」
全長3.7m! トヨタ新型「ちいさな“SUV”」斬新すぎて“反響殺到”!「完全に軽自動車キラーだ…」「マジで買います!」の声も! “走り”の「GRスポーツ仕様」にも期待の「新型アイゴX」欧州発売へ!
量子コンピューター時代に備える、自動車向け次世代公開鍵基盤ソリューション発表…アウトクリプト
全然あり!! 100万円台でも“おじさん臭さ”ゼロな「渋カッコいい」中古車5選
日本レース写真家協会、2025年のJRPAアワード大賞に豊田章男氏を選出。特別賞はスポーツランドSUGOに
NASCAR独占禁止法訴訟で和解成立。多くの関係者が出廷し証言「もっと早く成立していればよかった」
マセラティ、主力SUV『グレカーレ』に鮮やかなボディカラーを楽しめる“コロラータ”を追加設定
FORVIA HELLAとオンセミ、次世代MOSFET技術で長期契約を締結
ピレリの2027年用MotoGPタイヤテスト計画の一端が明らかに。2026年中盤には、レギュラーライダー&新型850ccバイクでテストか……ただライダー移籍市場が足枷に?
スズキ『ハヤブサ』がマイナーチェンジ! 特別色「パールビガーブルー」登場、229万9000円から
EVバスを個人所有とか夢のような話……でもなかった! 超最先端バスの「eパレット」が現実的な値段で一般販売される衝撃!!
【実際どうなの?】「カローラスポーツ」購入者の声…総合4.7点で走りは高評価も、「積載性」は今ひとつ? 新型登場にも期待
トヨタ次期「MR2」は「GR MR2」か「GR MR-S」か…相次ぐ商標出願で復活の噂が一気に加速
【実際どうなの?】新型「ルークス」購入者の声。「かどまる四角がかわいい」とデザイン高評価…それでもやっぱり高い?
【12月17日受注開始へ】新型「RAV4」は“日本向け3%”の超争奪戦か。先代人気を踏まえると転売ヤー参戦で“即完売”も避けられない?
V12のフェラーリをリフトアップしちゃいました。「GTC4ルッソ」ベースのオフロード仕様は“本体別”で約2700万円ナリ
【FXもスティングレーも消滅】スズキ「ワゴンR」が一部改良で“カスタムZ顔”に一本化。安全装備アップの裏でターボモデルはまさかの終了
270万円以上の「デリカミニ“デリマルPKG”」が売れまくり!? 比率8割超えの店も…購入者からは「価格以上の満足度」の声
日本でアメ車がほとんど走らない本当の理由。トランプ再登板と逆輸入トヨタ騒動…かつて導入された“フォード製救急車”とは?
【2025-2026 日本COTY受賞】点数競技は野暮だが結論は明快。スバル「フォレスター」が“正解”と言い切れる理由を採点表抜きで語る
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!