GT-Rも真っ青のスペック&高コスパ。アイオニック5 Nが日本にもたらすインパクトと皮肉な結果
掲載 carview! 文:編集部/写真:ヒョンデ・モビリティ・ジャパン 127
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6月5日にヒョンデ「アイオニック5 N」がついに発売された。昨年秋に行われたラリー・ジャパンで日本初公開され、東京オートサロン2024などでも一般にお披露目されており、満を持しての日本導入である。
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アイオニック5 Nとは、同社の電気自動車(BEV)「アイオニック5」をベースとしたハイパフォーマンスモデル。車名に付く「N」とは、ヒョンデの高性能モデルに付けらるブランド名で、BMWの「M」やメルセデス「AMG」などに相当するもの。「N」の由来は、発祥の地である韓国「ナムヤン(南陽)」で生まれ、ドイツ「ニュルブルクリンク」で鍛えられたブランドを意味するという。
これまでヒョンデは、「コーナー・ラスカル(※コーナーを楽しむヤツといった意味)」、「レーストラック・ケイパビリティ」、「エブリディ・スポーツカー」の3つをNブランドの軸とし、WTCR(世界ツーリングカーカップ)やWRC(世界ラリー選手権)に挑戦してきた。
日本ではまだまだ馴染みが薄いヒョンデだが、2022年には世界販売台数でトヨタ、VWに次ぐ3位(配下のKIAを含む)となっており、アイオニック5 Nはそんなグローバルメーカーであるヒョンデのブランドリーダー的なポジションなのである。
ちなみに、アイオニック5 Nは2024年のワールド・パフォーマンス・カー・アワードに輝き、ベースとなったアイオニック5はワールド・カー・オブ・ザ・イヤー、ワールド・エレクトリック・ビークル、ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーの3冠に輝いた華々しい実績を有している。
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