GT-Rも真っ青のスペック&高コスパ。アイオニック5 Nが日本にもたらすインパクトと皮肉な結果
掲載 carview! 文:編集部/写真:ヒョンデ・モビリティ・ジャパン 127
掲載 carview! 文:編集部/写真:ヒョンデ・モビリティ・ジャパン 127
エクステリアはアイオニック5をベースに、アクティブエアフラップを備えたフロントバンパーやサイドシル、専用デザインのリヤバンパーやディフューザー、リアスポイラーや21インチ鍛造ホイールなどを装備。インテリアでは、本革巻ステアリングホイールやセミバケットシートなどを装着するなど、ハイパフォーマンスモデルの王道的チューニングが施される。
ヒョンデ自身、アイオニック5 NをハイパフォーマンスEVと形容するだけあって、スペックもなかなかのキレっぷりだ。
前後にモーターを搭載したAWDで、出力はフロント175kW、リア303kWで合計448kW(609馬力)を発揮。「N グリン ブースト」を使用すると、最高出力が478kW(650馬力)まで高められるBEVならではのギミックも備えている。ちなみに「Grin(グリン)」とは「ニヤリ」といった意味。思わず口角が上がってしまう加速感といったところか。
そのほかにも、BEVにもかかわらずシフトチェンジを擬似的に感じられる「N e-シフト」やエグゾーストノートをスピーカーから流しドライバーを刺激する「N アクティブ サウンド+」、アクセルオフで瞬時に0.4Gもの減速力を発揮させ、フロントに荷重移動させることでタックインを誘発させる「N ペダル」や、トルク配分をドライバー自ら調整する「N トルク ディストリビューション」なども搭載する。
極めつけは「N ドリフト オプティマイザー」だ。
前後輪駆動比率と車両制御を最適化するいわゆる“ドリフトモード”で、最新モデルでありながら愚直に走りの楽しさを追求し、クラシカルなクルマ好き・走り好きへのアピールに余念がない。
ヒョンデ・モビリティ・ジャパンの趙(チョ)社長も「ハイパワーだけでない、本当の意味でのハイパフォーマンスEVとはなんなのか、アイオニック5 Nはその答えの1つ」と強調し、事前に行われた一般ユーザー向け体感イベント「Nトラックデイ」では参加者から「こんな電気自動車初めて!」と高い評価を得ているという。
ちなみに、84kWhのリチウムイオン電池を搭載し、一充電あたりの走行距離は561km(WLTCモード)と実用的な一面も持ち合わせている。
(次ページに続く)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
マレリ、次世代モビリティ実現へ9つのリーン・プラットフォーム技術発表…ホワイトペーパー公開
住友電工、住友理工へのTOBが成立 完全子会社化で上場廃止へ
F1ポルトガルGPが2027年に2年契約で復活。舞台は2021年以来の開催となるアルガルヴェ……F1のドメニカリCEO「F1開催への関心と需要が高まっている」
ダイハツが「軽デコトラ」初公開!?「東京オートサロン2026」に5台のカスタマイズカーを出展
後半戦に固まりがちな若手起用。平川のスムーズなやり取りは「改善の流れを把握している」ことの賜物【ルーキー・フォーカス】
伝説の「911 GT1」を公道に解き放つ! RMLが生み出す限定39台の狂気のハイパーカー「GTH」
マツダ新「SUV」発表! 約530万円からで「8人乗り」仕様も! 最上位「シグネチャー」グレードも設定! 「CX-90」カナダに登場
アズームの「CarParking One」、名古屋・栄大須パーキングに導入…利用者募集・契約手続き・賃料回収を一括サポート
『レンジローバー』2026年モデル導入。頂点“SV”強化で新グレード追加、ボディ&ソウルシートも採用
ルイ・ヴィトンがF1モナコGPのタイトルスポンサーに就任。2026年より複数年契約を締結
もはや東京の風景のひとつになっているJPNタクシー! 乗り降りもラクで後席も広く大満足……なのに地方ではあまり走ってないってナゼ?
シンプル仕様で味わう実力 プジョー308 1.2T ピュアテック(2) 操縦性や乗り心地は最高水準
【実際どうなの?】日本カー・オブ・ザ・イヤー3位獲得の実力派…「クラウンエステート」オーナーのリアル評価は?
【ついに実車が一般公開】新型「GR GT/GR GT3」が「東京オートサロン2026」に登場! モリゾウ登壇&V8ターボの“フラッグシップ”がデモランへ
【ダイハツが本気で遊んできた】「東京オートサロン2026」に“5台の特濃カスタム”登場。デコトラ風の軽トラから“超ドデカグリル”「タント」まで
【朗報】BMW次世代「3シリーズ」はガソリンも継続! BEV版「i3」とは“プラットフォームから別物”…2台の新デザインを完全比較
「センチュリー(セダン)」改良で「エレクトロマルチビジョン」廃止に惜しむ声。ユーザーが考える“ナビ画面が小さい理由”とは
【ニスモがロードカー倍増へ】レース“実戦プロト”の市販化プロセス導入と海外展開強化で新車種ラッシュ到来か。日産が次のニスモ戦略を発表
【“ミニバン大国”日本と世界のギャップ】日産新型「エルグランド」、海外ではどう見られたの? 現地メディアの“温度差”が興味深い
【誤解だらけの“軽アメリカ解禁”】トランプ発言の真意は“輸入OK”ではなく“現地生産が条件”…その裏にあるディールとは
「シビックのくせに高い」は本当か? “新車価格400万円時代”と日本人の給料を冷静に見比べて見えてきた残酷な現実
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!