【10日発表!】待望の“2.0L搭載”ソフトトップは確定。新・高性能ロードスターはどんなクルマ?
掲載 carview! 16
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ところで、その2.0リッターモデルのネーミングにも使われそうな「マツダスピリットレーシング」とは、かつての「マツダスピード」の解散から25年ぶりにマツダが立ち上げたファクトリーモータースポーツ部門のことで、草の根的なモータースポーツの活性化を目的として様々な活動に取り組んでいます。
その一環として、2021年からスーパー耐久(S耐)シリーズに参戦しており、2023年からはカーボンニュートラル燃料(CMF燃料)仕様のロードスターを走らせています。マツダの前デザイン本部長で、自らドライバーとしてS耐に参戦している前田育男氏によると、「S耐の『GR86』と『BRZ』の戦いに刺激されて、ロードスターで参戦したいと思った」とのこと。
ただ、1.5リッターのロードスターでは「GRヤリス」用1.6リッターターボに換装したGR86や2.4リッターエンジンを搭載するBRZといった、同じST-Qクラスの車両に太刀打ちできないため、「マツダスピリットレーシング ロードスター CNFコンセプト」では、排気量を2.0リッターに拡大して戦闘力を高めています。
そのS耐マシンの市販版ストリートバージョンにあたるのが、先述した東京オートサロン2025で発表される「マツダスピリットレーシング スペシャルモデル」とも言われています。具体的な内容については明らかにされていませんが、東京オートサロン2024に出展された「マツダスピリットレーシング RSコンセプト」を見るかぎり、17インチハイグリップタイヤや車高調整式サスペンションなどの採用が噂されています。
ただし、「街中からサーキットまで楽しく走れる」というマツダスピリットレーシングの理念に基づけば、そのセッティングはあくまで“サーキット走行も見据えた”ストリートメインのセッティングという範囲内にとどまるはずです。
つまり、国内初となる2.0リッターの現行ロードスター(ソフトトップ)は、これまでにないハイパワーと、ソフトトップロードスターならではの気軽さをバランスよくまとめた一台となりそうです。さすがにこれだけの準備期間を経たのですから、今年の早い時期での発売を期待したいですね。
(終わり)
文:モンキープロダクション
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