先が見えない新型「スイフトスポーツ」の動向。「ファイナルエディション」は“最後のスイスポ”になってしまうのか?
掲載 carview! 文:鈴木ケンイチ 67
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スズキは、今年3月19日より、「スイフトスポーツ」の特別仕様車「ZC33S Final Edition(以下、ファイナルエディション)」の販売を開始します。これは先代「スイフト」をベースに2017年9月に発売となったスイフトスポーツ(ZC33S型)の特別仕様車です。
その内容は、グロスブラック化された専用フロントグリルや専用17インチアルミホイール、専用Cピラーデカール、専用ブレーキキャリパーといったエクステリアパーツから、専用ステアリングガーニッシュなどのインテリアパーツまでを備えたもの。2025年2月に生産終了となる標準の「スイフトスポーツ」に代わって、3月より11月まで生産され、価格は6速MT車が232万9800円~、6速AT車が240万1300円~です。
この特別仕様車の登場は、異例な話と言えるでしょう。そもそもスイフトスポーツは、ベースとなるスイフトの派生モデルです。そのベースとなるスイフトは、2023年12月にフルモデルチェンジして新型が発売されています。
つまり、1年以上も前に世代交代しているのです。通常であれば、スイフトスポーツもベース車と同じように次世代モデルが登場してもおかしくない時期です。ところが、そこに新型ではなく、半年もの長期間の特別仕様車が“ファイナルエディション”として販売されるのです。これはいったいどういうことなのでしょうか?
(次のページに続く)
>>「ZC33S Final Edition」を写真でチェックする
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