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「ポロGTI」一般道&ミニサーキット試乗 見た目も走りもやりすぎない良さ

GTIシリーズが持つ“ちょうど良さ”

書き方を間違えると真意が伝わらないので気をつけて書くつもりだが、ポロGTIはスゴすぎないのがよい。やりすぎていないのがよい。まず外観。ノーマルとほとんど変わらない。タイヤ&ホイールもノーマルよりは大きく太いが、17インチと良識的なサイズに留められている。ラジエターグリルに赤いストライプが水平に1本通っていて、これはわかる人にだけわかるGTIのお約束だ。

ポロGTIが採用するのは2リッター直4ターボエンジン。スペックは最高出力200ps、最大トルク320Nm。先代の1.4リッター直4ターボ+スーパーチャージャーのスペックを21psと70Nm上回った。最近のターボエンジンらしく、スイートスポットというかゾーンが低い回転域から始まって幅広く続く。そのかわり絶対的パワーは2リッターターボとしては目立つものではない。なにしろ2リッターターボから同381ps、同475Nmをひねり出すメーカーもある時代だ。

パワーに関しては兄貴分のゴルフGTIのスペックを上回るわけにいかないという販売戦略上の理由もあるだろう。ただ、そもそもゴルフGTIのエンジンスペック自体、やりすぎていない。それもまたより過激なスペックのRというグレードがあるからでもあるが、それだけではなく、GTIシリーズが目指しているのが”ちょうどよさ”とか”ほどよさ”なのだろう。はりきってパワーを上げれば燃費が下がる。ボディや足まわりの補強も必要となってきて、重くなり、さらに燃費が下がる。そして何より高くなる。それでもパワーを追求するのはロマンだが、GTIの目指す方向ではないようだ。

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