シトロエン新型C3に海外試乗。生活を楽しくしてくれるツール
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:プジョー・シトロエン・ジャポン
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:プジョー・シトロエン・ジャポン
外観がこれだけ素敵だと、当然インテリアに対する要求度も高くなるわけだが、C3のインテリアはそんな期待に見事に応えている。まず目につくのが、ダッシュボードを囲むトリムや、ステアリング、エアコンの吹き出し口などにリフレインされている角を丸めた長方形だ。このモチーフはエアバンプやフロントエアインテーク、リアコンビランプといったエクステリアパーツとも共通していて、ある意味C3のトレードマークになっている。たったこれだけのことなのだけど、自然と頬が緩んでくる。
造形は基本的に水平基調であり、横方向への拡がりを強調。とはいえ、中央部の液晶モニターを除けばシャープなエッジはなく、全体を「柔らかな水平基調」で統一しているのが特徴だ。乱雑さを完全に排除したシンプルな構成でありながら、殺風景とは対照的な暖かみや豊かさを感じさせるのは、細部の形状や色、素材へのこだわりと、それらを慎重に組み合わせていったデザイナーの卓越したセンスの為せる技だろう。きめ細かくコントロールされた各パーツの色味、量、素材、光沢度などは、家具や旅など、クルマ以外の世界観からインスピレーションを得たものだそうだ。
そのうえで、シンプルなものから一部にレザーを使ったものまで、インテリアには4種類のバリエーションが用意される。日本仕様がどうなるかは未定だが、どれも捨てがたい魅力があったと報告しておこう。ちなみに、液晶スクリーンのライン色もステッチと同色にカスタマイズできるなど、カラーコーディネートへのこだわりがハンパじゃない。実用性に関しても抜かりはない。C4カクタスには一歩及ばないもののシートの座り心地は上々だし、後席も広々している。右ハンドル車がどうなるかはちょっと心配だが、少なくとも左ハンドル車のグローブボックスは驚くほど大きく、ラゲッジ容量も300Lに達する。Bセグメントのクルマとしては文句なしのスペースユーティリティの持ち主である。
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