【納期短縮で今が狙い目】街乗りでも体感できる「GRヤリス」の進化。トヨタが手掛けた“レース仕込みのメカニズム”とは?
掲載 carview! 文:koensha 32
掲載 carview! 文:koensha 32
GRヤリスのメカニズムには、実用性と性能の両立を目指したこだわりが随所に込められている。25年4月の改良では、シャシー剛性向上のために複数の締結部位に専用の高剛性ボルトが新たに採用された。
具体的には、リヤサスペンションメンバーとボディの結合部には“頭部が拡幅されたボルト”を、フロントロアアームとロアボールジョイント部には“フランジ部にリブ形状を持つボルト”を、そしてリヤショックアブソーバーとボディの接合部には“フランジの厚みを増したボルト”をそれぞれ使用。これにより、ステアリング操作に対する応答性と直進安定性がさらに向上し、車両との一体感が進化した。
この剛性強化にあわせて、サスペンションのセッティングも再調整された。ショックアブソーバーの減衰力特性は、コンプレッション側を高め、リバウンド側をやや緩和。
段差での突き上げを和らげつつ、荷重がかかったときにはしっかりと踏ん張る。これにより、スポーツ走行と街乗りの双方で優れた乗り味を実現している。
EPS(電動パワーステアリング)も再チューニングされ、ステアリングのリニア感──つまり、舵角に対して1:1の感覚で操舵感が得られる特性が強化された。開発にはプロドライバー・大嶋和也選手も参加し、何度も改善が重ねられている。
さらに、グレードごとに異なる特性が与えられており、「RZ High Performance(ハイパフォーマンス)」は限界域での速さとコントロール性を重視した特性、「RZ」はワインディングからサーキットまで幅広い領域で俊敏なハンドリングを追求する設定となっている。
8AT仕様では、足元まわりの改良としてフットレストの面積を拡大。これにより、踏み換え動作のしやすさが向上し、長時間運転でも疲れにくい環境が整えられている。
(次のページに続く)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
レッドブル育成ゲーテが初日最速。F3王者が僅差の2番手に/FIA F2ポストシーズンテスト
“ドクターストップ”のロバンペラが取材に対応「いままでこんな症状を体験したことはない」/SF鈴鹿テスト
長方形がキホンな路線バスのテールランプ!! ほかの形をしているものもあるのか?
ホンダ新「N-BOX」発表! “電動スライドドア”標準装備&スタイリッシュな「めちゃ黒色」仕様がスゴイ! 超パワフル「ターボエンジン」ד四輪駆動”モデルも熱い特別カスタム「ブラックスタイル」発売へ!
施行前にきいてみた!! 法律のプロから見た自転車の青切符制への評価
ダイムラートラック、イノビズのLiDARを自動運転トラックに採用…レベル4実現へ
フィアット、『500ハイブリッド』欧州発表…6速MTのマイルドハイブリッドに
宮崎で「SUGOCA」エリアが拡大! 来年1月から日南線など計7駅で利用可能に JR九州
日産新型「“上級”SUV」初公開! ムラーノ級ボディ×「発電機」搭載!? 「NX8」登場、中国
スペイン・サンタナモーターズ、14年ぶりに生産再開…中国北京汽車と提携し2026年から新型SUV5車種投入へ
セイワがジャッキアップせず簡単に装着できる布製タイヤチェーン「ショーセブン」を発売
トヨタ新型「和製スーパーカー」初公開! 4リッター「V8」搭載で650馬力! 超ロングノーズ&軽量ボディのGR「GT」どんなモデル?
【トヨタ「GR GT」は“世界と戦える”のか?】V8ハイブリッド×アルミ骨格の怪物スペックに潜む弱点と、成功するための“決定的な条件”とは
新型トヨタ「ハイラックス」をタイで現物取材! 耐久性・走行性能・乗り心地の3本柱で進化した中身のポイントとは?
【まさかの展開】ガラパゴス扱いだった軽が欧州標準に? EU「Eカー」構想が映し出す中国EVの脅威と日本の軽への期待
トヨタ新型「ハイラックス」の国内仕様はディーゼルのみ。豪州のBEV仕様は“鉱山向け”という割り切った電動化プラン
【激戦】の軽スーパーハイトSUV。新型「デリカミニ」が「N-BOXジョイ/スペーシアギア/タントファンクロス」を追い詰める!?
「スーパーワン」が“白ナンバー”ってどうなの? それでも「文句なく走りを楽しめるクルマ」がホンダから出る必然性とは
人気のクロスオーバーSUVに、なぜ便利な“スライドドア”が採用されないのか? たった1つの“例外モデル”とは
「ジムニー」にACCが付いたのは時代とユーザーが普通になったから? それでもガチ勢向け“素うどん仕様”が欲しい理由
【ついに“本物のハイブリッド”になった?】スバル新型「クロストレック S:HEV」試乗。走りの鋭さも静粛性も“従来e-BOXERとは別物”だった
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!