ランボルギーニの名車ミウラやカウンタックの歴史がサラリと読める、クラシックカーイベント探訪記
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:(c)2018 Automobili Lamborghini S.p.A. 、Takumi Yoshida
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:(c)2018 Automobili Lamborghini S.p.A. 、Takumi Yoshida
4月第3週の週末、京都にある国宝にして世界遺産でもある二条城の普段は非公開の中庭に、世にも美しく、しかもレアな54台のヒストリックカーが展示されて、愛好家たちの眼を愉しませた。今年で3回目になる「コンコルソ デレガンツァ京都」なるイベントだが、それはエレガンスを競うコンクールという意味のイタリア語だから、クルマの美しさとそのオリジナル度の高さを競い合う、美人コンテストのクラシックカー版、というところだ。しかもその審査基準は、単に美しければいいというものではなく、現在の状態がいかにオリジナルに忠実に保たれているか、ということも重要な採点対象になる。美人コンテストでいえば、整形はダメよ、というところだろうか(笑)。
この種のイベントは毎回テーマが与えられることが多いが、今年のそれはザガートとランボルギーニだった。前者はイタリアの著名なデザイン&ボディ製作工房が、1919年の創立から100周年を迎えたことを祝っての抜擢。後者はランボルギーニが、ポロストリコというヘリテージカー部門を新設し、ヒストリックなランボルギーニの監修やレストアに本気で取り組み始めたことに因むものだ。ヒストリックカー熱が世界的に高まるなか、1963年創立のイタリアのスーパースポーツブランドもついに動きだした、というわけだ。
主催者はこのコンコルソ デレガンツァ京都を、本場ヨーロッパとアメリカに次ぐ第3のコンクールデレガンスに位置づけたいと願っているという。そこで、合計11人におよぶ審査員にも欧米の著名なコンクールで活躍する人々を選び、日本に来てもらうという熱の入れよう。そのなかには、海外のコンクールでの審査員経験も豊富な元日産自動車のチーフクリエイティブオフィサー、中村史郎さんも唯一の日本人として含まれている。
さて、桜咲き乱れる春爛漫の京の都に国内から、あるいはヨーロッパやアメリカから、いかなるヒストリックカーたちがやってきたのか、その代表例をご覧いただこう!
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