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メルセデス新型CL試乗 新型ユニットの詳細も

新型V8はダウンサイジングターボで武装

V6が自然吸気のリーンバーンを実用化したが、新しいV8はどんなコンセプトで設計されたのだろうか。従来のV8は5.5リッターの自然吸気エンジンであったが今回は4.6リッターにダウンサイジングし、ターボで過給することでパフォーマンスとエコを両立している。バンク角は従来と同じ90度バンクであるがパワーは+47psの435ps、最大トルクでは+170Nm増えて700Nmを実現している。気になる燃費はSクラスでリッター10.6km(欧州混合)と優秀だ。

ユニークなのは大きく開いた90度バンクのスペースに水冷式インタークーラーを収めたことだ。新しいV8ターボは7速トルコンATと組み合わせてとても静かで力強い加速を可能としている。V6で納得していたがやはり新V8エンジンのSクラスにはオーラを感じてしまう。メルセデスは「性能が高級」という不文律を持っていることを思い出したのだ。

4.6リッターツインターボのV8は従来と同じ「S550」と呼ばれるが、そのトルクは圧倒的で、乗った印象ですぐに違いが分かる。自然吸気のV8もスムースであったが、今回のV8は力強さが加わった感じだ。7速ATとのマッチングはすばらしい。もちろんV6と同じでハイブリッドでなくてもアイドルストップは当たり前にように行っている。

Sクラスにとっては新しいV6とV8エンジンが搭載されたが、シャシー面での新機構はESPを使ったレーンキープ・アシストが実用化している。従来のレーンキープはカメラで白線を監視し、逸脱するとステアリングホイール内に組み込まれた振動モーターでドライバーに車線からずれたことを知らせるだけであった。しかし、今回はESPを使って片輪にブレーキを介入させることで、元のレーンに戻す装置が組み込まれた。実際にテストしてみると、違和感なくごく自然にESPを使ったレーンキープが可能であった。長い距離を走る人にはありがたい安全装備である。

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