スバル フォレスター ベース車でもアイサイトや装備充実。最大のライバルはRAV4?
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:SUBARU 103
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スバル フォレスターのライバルとなるのは、ほぼ同クラスのクロスオーバーSUVである「トヨタ RAV4」と「マツダ CX-5」「日産 エクストレイル」あたりでしょう。
このうち2013年登場の日産 エクストレイルはやや古く、そしてモデル末期ということもありますので、積極的に選ぶ意義は見いだしにくい一台です。同様に2017年デビューのマツダ CX-5も、古いということもないのですが、新鮮味は若干薄いかもしれません。
しかし2019年4月登場のトヨタ RAV4は、スバル フォレスターにとってはかなりの強敵です。
どちらもいい車であり、気持ちよく走れて使える中型SUVですが、少なくとも「燃費」についてはトヨタ RAV4のほうが有利です。スバルが得意としている水平対向エンジンというのはその構造上、燃費性能の部分ではどうしても不利なのです。
またデザインも――これは好みの問題ですが――正直、RAV4のほうが洗練されているような気がいたします。
しかし(燃費以外は)ほぼ同等の性能といえる両者も、「価格」の面ではスバル フォレスターが優勢。一例ですが、スバル フォレスター X-BREAKとトヨタ RAV4のAdventureという類似グレードの価格差は25万2000円。当然(?)フォレスターのほうが安いということです。
この価格差をどう評価するかは人それぞれでしょうが、「高度な性能をもつ車も、比較的手頃な価格で狙える」というのは、フォレスターに限らずスバル車全般の美点と言えます。
また車両の全幅もトヨタ RAV4 Adventureが1865mmであるのに対し、フォレスター は1815mm。マンションの一般的な駐車場パレットに収まる車幅である点も、スバル フォレスターの美点のひとつでしょう。
まぁそれでもトヨタ RAV4が「強力なライバル」であることに変わりはないのですが、しかしスバル フォレスターも本当に気持ちよく走らせることができるクロスオーバーSUVです。ご興味がある方は積極的にチェックされることをおすすめいたします。
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※このページの写真:X-BREAK
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