クルマが水没してしまったら…「真っ先にするコト」と「してはいけないコト」。日頃からの備えも大切に
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 7
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クルマが浸水した際に修理で済むのか、それとも廃車になるのかは、水の浸かり具合によって大きく変わります。
車体下部、いわゆる床下程度であれば、ブレーキや足まわりの点検・清掃で対応できる場合もあります。
しかし、フロア上、シートの下あたりまで水が上がると、内装部品や配線の多くを交換しなければならず、修理費用は一気に高額化します。
さらに、水位がダッシュボード下部やエンジンまで達してしまうと、電子制御ユニットや電装系、場合によってはエンジンそのものが損傷し、修理費が車両の時価を超えてしまうケースも少なくありません。この場合、事実上「廃車」と判断されるのが一般的です。
特に、ハイブリッド車やBEVは、バッテリーや制御系統が水没すると安全性の確保が難しく、修理は困難とされます。
また、中古車市場でも「浸水歴あり」と記録が残れば売却価格は大幅に下落し、経済的な観点からも廃車判断に至るケースが多く見られます。
つまり、浸水の深さこそが修理可否と将来の車両価値を左右する重要な分岐点になるのです。
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