クルマが水没してしまったら…「真っ先にするコト」と「してはいけないコト」。日頃からの備えも大切に
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 7
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クルマが浸水してしまった場合に最も注意すべきなのは、安易にエンジンを始動させないことです。
水がエンジン内部や吸気経路に入り込んでいる可能性があり、始動させるだけでピストンやコンロッドなどの内部部品が破損する恐れがあります。
また、電装系が水に触れている状態で通電すればショートが発生し、故障の範囲がさらに拡大する危険性もあります。
応急措置として、可能であればバッテリーを外し、二次被害を防ぐことが推奨されます。そのうえで、速やかに保険会社やロードサービスなどへ連絡を取り、正確な状況を伝えることが重要です。
補償を受ける際には、浸水の様子や車内の状態を写真に残しておくことが有効で、後の手続きに役立ちます。さらに、車両の移動についても自己判断は避け、専門業者に依頼するのが安全です。
放置すると内部に水分が浸透し、腐食やカビの発生といった被害が拡大するため、できるだけ早期の対応が求められます。
冷静に「記録」「連絡」「移動」の順で行動することが、被害を最小限に抑えるカギとなります。
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