【なにかと話題】クルマ好きをざわつかせるマツダ「CX-80」のベストバイグレードは?ニーズ別に考察した結果はこれだ!
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 69
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 69
さて、次は走りの面からベストバイを探ろう。「加速感」と「ハンドリング」の両面から話を進めようと思うがまずは加速感。
今や世界的にも珍しい直列6気筒ディーゼルのフィーリングがいいことはクルマ好きの読者諸兄ならきっとご存じだろう。トルクが太くて力強く、また6気筒らしい回転上昇の滑らかさも併せ持った魅力的なユニットだ。
ちなみにエンジン特性&モーター有無の違いにより低中回転域のトルク感はマイルドハイブリッド優勢だが、高回転の盛り上がり感は非ハイブリッドのほうがエモーショナル。こだわる人は、そこまで頭に入れておくといいだろう。
ただ、加速の力強さとフィーリングでもっとも魅力的なのはプラグインハイブリッドだ。
エンジンは2.5Lガソリン自然吸気で188㎰と決して大きいわけではないが、強力なモーターを組み合わせることでエンジンとモーターの合計である“システムパフォーマンス”は出力が327㎰でトルクは500Nm。トルクの数値がディーゼルよりも小さいものの、モーターのアシストがあるからそれは全く気にならない。
そのうえで、加速時にグングン勢いが増していく伸びやかな感じはディーゼルエンジンには真似できないエモーショナルさがあって心地いい。感覚的には、トルクの出方やフィーリングは排気量4.0LあたりのV8自然吸気ガソリンエンジンのクルマに乗っているような味わいだ。
外部充電を活用しない限り燃料代でディーゼルには勝てないが、とはいえ排気量4.0Lクラスの走りをWLTCモード計測12.9km/L(ハイブリッドモード)の燃費で楽しめると考えれば十分ではないだろうか。
もちろん、外部充電を活用すれば(EV走行を活用すれば)エネルギーコストはディーゼルを下回る。車両価格はそれなりだが、現時点(2024年12月)であれば国から55万、さらに自治体によっては追加で補助金(東京都だと45万円)が受けられることも覚えておくといいだろう。
(次のページに続く)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
【最新モデル試乗】マツダの新フラッグシップ、CX-80は圧倒的な快適性とドライビングプレジャーを追求。欧州プレミアムを射程に捉えた!
やっぱ現行のレクサス[SUV]がどのモデルも良すぎる問題
【さすがはMスポーツ】BMW M135xドライブは永く付き合いたいホットハッチ!
【海外試乗】AMG仕様の4シーターオープンが現る、これぞメルセデスの最新モード!「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+カブリオレ」
本当に贅沢なミニバン──新型メルセデス・ベンツ V220dエクスクルーシブ・ロング・プラチナム・スイート試乗記
“EV”の「Gクラス」実際どう? 「Aクラス」4台分のパワー誇る「G 580」が凄すぎ!? メルセデス・ベンツ史上最強の「オフローダー」の実力とは
トヨタが「“4人乗り”アルファード」発売! 1480万円の超高級ミニバン登場もすでに入手困難!? 新型「スペーシャスラウンジ」の販売状況は?
2025最新版《フリード》ズバリ! “買い”のポイント
ワゴンだけになったVW新型「パサート」は“広い後席&荷室”が最大の武器! 乗り心地と安定感と軽快感がハイレベルの走りは驚愕です
【試乗】電気を知り尽くした日産がこだわって開発したアリアとアリアNISMOの実力を確認
極上エクスプレス・アウディ 新型 S6 e-トロン・スポーツバックへ試乗 見事に調教された「野獣」
【世界を震撼させた熱狂の歴史】三菱ランサーエボリューション10世代11車種を全網羅!
ダイハツ「ミラ イース GR SPORT コンセプト」公開! ターボ×MT、オリジナルエアロの痛快ホットハッチ【TAS25】
この「GRヤリス」は何モノ!? トヨタが「東京オートサロン25」の概要発表。サプライズは? 意味深「スープラ」も
【有言実行】マツダの“ドリームカー”は500万円スタートか。「アイコニックSP」最新情報まとめ
【売り切れ必至か】受注生産モデル、マツダ「ロードスター 35周年記念車」予約受付開始
【毎年恒例】仕事納めだ「さあ洗車!」。場所選びや混雑状況など知っておきたい“年末洗車事情”とは
【ホンダ同門対決】維持費とリセールで勝る N-BOX、走りと使い勝手でリードするフィット、幸せになれるのはどっち?
【レガシィ、ステージア世代に乗ってほしい】新型「パサート」試乗 ドライブ好きならSUVよりワゴンでしょ
【気付ける?】バッテリーから見た目、走りまで…三菱「アウトランダー」の改良が“フルモデルチェンジ級”だった
【ホンダの逆襲】新型「プレリュード」が“ハイブリッド革命”と話題に…エンジンの超進化が向かう世界
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!