サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > 試乗記 > ルノー コレオスに試乗 日&仏のイイとこ取り!

ここから本文です

ルノー コレオスに試乗 日&仏のイイとこ取り!

こういうクルマを愛する国の方が幸せ?

というわけで知れば知るほど優秀なコレオス。まさにルノーのフツー&マジメ思想と日産のハイテクが絶妙に絡まった感じで、いままでにない存在感。一瞬、約350万円の「コレオスプレミアム」も安く見えてくる。

とはいえ一歩引いて考えると、それは非常にツウな視点だ。と言うのもコレオスは確かに美しいが、逆に言うとこれぞという強さやクセはないし、エンジンも今どきそれほどパワフルとは言えない。他に300万円以下で170psの2.4リッター直4を搭載するホンダCR-Vがあることを考えると、一瞬躊躇する。コレオスは“コレミヨガシ”ではないのだ。

例えば近所のレストランで焼いたハンバーガーが300円で、すごく美味しくっても、いつでもどこでも食べれるマクドナルドが100円だったらどっち買いますか? そう、結局フランス車の問題点とはそういうことなのだ。

とはいえヘンな話、もしも世の中フランス車ばかりだったらどんなに幸せかとときどき思う。そしてこれは、ドイツ車や日本車では絶対当てはまらない。

例えば今日本で一番売れている軽自動車は確かに安いし、効率も良さそうだけど、乗り心地は悪いわ、カッコは悪いわ、飛ばすと燃費も意外と良くないし、安全性が高いわけがない。こういうのに乗る日本人が真の意味で幸せとはとても思えないし、かたやドイツ車は確かに速いし、カッコもいいが、一部人の悪意や欲望を刺激し、増長する。

その点、フランス車は逆なのだ。確かにガキっぽくないし、威圧感はないし、一見面白さに欠ける。だが、乗れば乗るほど面白いし、目に見えないところにお金をかけ、味と安全と美しさにこだわっている。

ある意味、全く現代的ではないマジメすぎるクルマ。しかし、こういうものにこそ心とサイフに本当に余裕がある人が買うべきではないだろうか。

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン