登場から2年、レクサス「LM」の購入層に変化？ 法人だけでなく、買えない「アルファード」横目にファミリー層も獲得か

レクサス LM

法人用途がメインだが“6人乗り登場”で個人ユーザーも増える

あるレクサス販売店担当者は、LMの購入層について次のように話します。

「LMを購入されるお客様の多くは法人契約であり、主に送迎用途やハイヤーとして利用されるケースが中心です。

『ラグジュアリームーバー』という車名の由来通り、上質な乗り心地や静粛性の高さが評価され、レクサスブランドの信頼性も相まって法人利用での需要が高いと感じています。

一方で、2024年に6人乗り仕様の『バージョンL』が追加されたことにより、個人のお客様からの問い合わせや購入も増えつつあります。特に、ファミリー層からは、アルファードやヴェルファイアが長期間受注停止となっていた背景もあり、その代替としてLMを検討されるケースが見られます。

また、価格については、『バージョンL』の6人乗りが1500万円〜、『エグゼクティブ』は2010万円〜と非常に高額ではあるものの、アルファードの最上級グレード『エグゼクティブラウンジ』が860万〜1065万円の価格帯であることを踏まえると、必ずしも選択肢から外れるものではないという印象があります。

現時点での納期については、2025年内にご注文いただいた場合、2026年4月頃を目安にご案内しております」