25年登場の新型「CX-5」には「SKYACTIV-Z×ハイブリッド」が存在!「CX-3」はタイ生産の高コスパSUVに?
掲載 carview! 文:鈴木ケンイチ/写真:マツダ 51
掲載 carview! 文:鈴木ケンイチ/写真:マツダ 51
続くのは、タイ生産の小型SUV。こちらはマイルドハイブリッド仕様で、日本にも持ち込まれるとのこと。
ちなみに、現行のマツダの小型SUV「CX-3」は、2015年よりタイで生産されており、日本向けも現在はタイ生産に切り替わっています。素直に考えれば、予告された新型モデルは、「CX-3」の後継となるはず。ライバルは、インド製SUVであるホンダ「WR-V」とスズキの「フロンクス」になるでしょう。ヒット濃厚な1台です。
3台目はマツダ初のBEV専用プラットフォームを使う電気自動車(BEV)。マツダらしい運転して楽しいクルマに仕上がっているとか。
マツダは車体ではなくバッテリーの工場を山口県岩国市に新しく作りますが、肝心のバッテリーそのものはパナソニックエナジー社だそうですから、岩国の新工場で作られるのはバッテリーパックまで。そのパックを、既存の車両生産工場に送って、普通のエンジン車と混流で生産するようです。
また、BEV専用プラットフォームを使う電気自動車(BEV)には、2028~2030年に派生モデルも検討されているそうです。どんなモデルが登場するのか、これも楽しみです。
そして、最後が中国で作られるクロスオーバーSUVの電気自動車(BEV)です。
マツダは、中国の長安汽車と協業しており、2024年に共同開発した電気自動車(BEV)の「EZ-6」が発売されました。このモデルは「マツダ6e」の名で欧州での販売も予定されています。その協業の第2弾がクロスオーバーSUVの電気自動車(BEV)になります。デザインは「EZ-6」と同時に公開された「MAZDA 創 ARATA」に近いものになるでしょう。
2028年以降は第3弾、第4弾も予定されているとか。ただし、こちらの日本導入の話はありませんでした。
マツダの「ライトアセット戦略」は、どちらかと言えばビジネスよりの発表ではありましたが、それでも2年後に4モデルの新型登場が予告されました。そのうち3モデルは、日本でも購入可能になります。もう少し詳細な情報が出てくるのを楽しみに待ちましょう。
(終わり)
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